
夏の猛暑対策としてバートルのファン付きウェア、エアークラフトは定番アイテムとなりました。
今年も新型のバッテリーとファンについて徹底検証!
過去に発売されたものとの互換性や、音の大きさなどについても解説します。
【バートル2025年新型】AC09 リチウムイオンバッテリー

旧型バッテリー・AC08との違い
今年も最新型が登場した2025年版・バートル エアークラフトのリチウムイオンバッテリーAC09。
今回の品番「AC09」からわかる通り、エアークラフトは今年で9年目。
以前の旧型と同じく、新型も京セラ製となっています。
色は、マットブラック・メタリックレッド・メタリックゴールドの3色展開です。
差込口が統一

旧型AC08は、ファンユニットをつなぐケーブルの差し込み口と、充電ケーブルをつなぐ差込口が分かれていました。
新型AC09では、それがひとつに集約されています。
今までのバッテリーの故障原因のひとつに、差込口のジャック部分に水分(汗など)が入り腐食する、というものがありました。
差込口がひとつになったことで、稼働中に使わないジャックが無くなり、水分の侵入を低減させ、故障しにくい仕様となりました。
大きさと重さ

縦サイズがほんの少し大きくなったものの、横サイズや幅は小さくなっており、大きさの印象はほぼ変わりません。
(旧型)AC08 :縦11.1cm × 横8.4cm × 幅2.95cm
【新型】AC09 :縦11.3cm × 横8.3cm × 幅2.88cm
重さは少しだけ軽くなりました。
(旧型)AC08 :400g
【新型】AC09 :395g
たった5gではありますが、少しでも軽くしようと試み、やっとの思いで減量させることができたそうです。
減らした部分は、バッテリーのデザインの窪んでいる部分。
中に入っている電池に沿ったデザインになっているため、減らせるところを考えることにすごく苦労されたそうです。
バッテリーの容量と充電時間

(旧型)AC08 :5,000mAh(73.0Wh)
【新型】AC09 :4,900mAh/(73.0Wh)
充電時間は旧型と同じく4時間(フル充電)となっております。
最大出力と稼働時間
昨年22Vへパワーアップしたエアークラフトのバッテリーですが、今年は24Vへさらにパワーアップ!
新型バッテリーAC09の稼働時間はこちらです。
- 24V 1時間(24V) + 約5時間(18V) (平均68リットル/秒)※
- 18V 2時間(18V) + 約5時間 (平均68リットル/秒)※
- 13V 約11時間
- 8V 約30時間
24Vは1時間、18Vは2時間で自動的に出力が切り替わります。
旧型と同じく4段階での調整が可能です。
また、こちらは2025年モデルのバッテリー・ファンを組み合わせた場合の値です。
互換性のある他モデルとの組み合わせの場合、稼動内容が変わる可能性がございますのでご注意ください。
対応機種(互換性)
2025年モデルのエアークラフトバッテリー・AC09は、以下の品番に対応できます。
※上記以外のファン・電熱パッドでは可動しません。
※AC270/AC271以前のファンおよびAC180ファンケーブル、AC190充電器は使用できません。
※AC380、AC330充電器のご使用には変換器が必要です。
新型・旧型バッテリーの比較 まとめ

お取り扱いの際のご注意事項
- 24V電圧(風量)は1時間の使用で自動的に18Vに切り替わり平均68リットル/秒で稼働します。
- 18V電圧(風量)は2時間の使用で自動的に風量調整をし平均68リットル/秒で稼働します。
- フル充電の値です。着用条件や環境に違いに応じて稼働時間が異なります。
稼働時間の誤差は初期不良の対象とはなりません。 - 上記は2025モデルのバッテリー・ファンを組み合わせた場合の値です。
互換性のある他モデルとの組み合わせの場合は、稼働内容が変わる可能性がございますのでご注意ください。
【バートル2025年新型】AC09-1/AC09-2 ファンユニット

2025年の新型ファンは、定番のブラック(AC09-1)と、トレンドカラーを押さえた限定カラーのメタリックゴールド・レッド・ミドルグレー・ザック・アーバンブラック(AC09-2)の5色展開です。
光沢感のないミドルグレーは、マットな質感でシンプルながらもおしゃれなデザインとなっています。
バートル新型ファンAC09-1/AC09-2の風量について
新型ファン・AC09-1/AC09-2の風量はこちらの数値となっております(メーカーカタログ記載値)。
- 24V 105リットル/秒(24V) + 平均68リットル/秒(18V) ※
- 18V 77リットル/秒(18V) + 平均68リットル/秒 ※
- 13V 56リットル/秒
- 8V 36リットル/秒
24V電圧(風量)は1時間の使用で自動的に18Vに切り替わり平均68リットル/秒で稼働し、
18V電圧(風量)は3時間の使用で自動的に風量調整をし平均68リットル/秒で稼働します。
新型ファンの羽根は5枚

2025年の新型ファン、AC09-1・AC09-2の羽も、旧型モデルと同様の5枚。
羽根の形状が変わっています。
旧型は、風が広い方向に流れるような設定となっていましたが、
新型は、直進方向に強い風が出るような羽根の形状に設計されています。
ファンの水洗い可能
旧型のAC08-1/AC08-2と同様に、今回の新型ファンも防水仕様は同じで、水洗いが可能です。
コードをつなぐ部分にキャップをして、水洗いすることができます。


すすぎ洗い程度を想定して作られているため、
洗剤をつけて洗ったり、水を溜めた容器に沈めて洗うことは推奨いたしません。
また、水洗い後は水滴などが残らないよう、しっかりと乾燥させてからご使用ください。
水分が残っている状態で使用してしまうと、故障の原因となる場合があります。
※動画で使用しているファンは旧型AC310ですが、洗い方は同様の方法となります。
新型・旧型ファンユニットの比較 まとめ

お取り扱いの際のご注意事項
- 24V電圧(風量)は1時間の使用で自動的に18Vに切り替わり平均68リットル/秒で稼働します。
- 18V電圧(風量)は2時間の使用で自動的に風量調整をし平均68リットル/秒で稼働します。
- 風量はメーカー基準で測定した値です。ご使用時の目安としてください。
- コード差込口に防水キャップを取り付けて水洗いしてください。
また、ご使用の際はよく乾かしてからお使いください。水滴が入り込むと故障の原因になります。 - 上記は2025モデルのバッテリー・ファンを組み合わせた場合の値です。
互換性のある他モデルとの組み合わせの場合は、稼働内容が変わる可能性がございますのでご注意ください。
バートル2025年新型と旧型のバッテリー&ファンを比較
持続する風量がパワーアップ
新型デバイスは、過去最高の風量にパワーアップ!
そして快適に使用できる持続時間はしっかりとキープ。
長く続くパワフルな風が、猛暑の現場サポートを涼しくサポートします。


ファンの静音性

新型デバイスは、出力が大きくなったものの、音の大きさ自体は変わっていません。
つまり、ファンの静音性は向上しています。
下記の動画で新型・旧型の音を聴き比べることができます。
音量にご注意ください。風の音を聴き比べるシーンからご覧いただけます。
価格キープで抜群のコスパ
以前よりもボルト数や強い風量など、比べ物にならないくらいスペックは上がっています。
それなのに、年々値上がりしていた価格差からは予想できない今回の価格に、スタッフ一同驚いています。

2025年バートル新型バッテリー&ファンの互換性について

2025年のバートル最新バッテリー・AC09と、新型ファンAC09-1/AC09-2は、
2024年に発売された旧型・AC08、AC08-1、AC08-2と互換性があります!
また、エアークラフト第2世代とされる、2022年以降に発売されたデバイスとも互換性があります。
そのため、2025年発売のバッテリーと、2023年モデルのファンユニットを組み合わせて使うということも可能です。ただし、旧モデルと組み合わせた場合、この記事で紹介している最大出力の数値は再現できないため、ご注意ください。
エアークラフト第1世代である、2021年以前に発売されたバッテリーやファンなどとの互換性はありません。
新型ファン・旧型ファンともに、ファンの大きさ(サイズ)は変わっていないため、エアークラフトのジャケット(ブルゾン)やベストは、2021年以前のものと組み合わせることも可能です。
充電器の互換性について

バッテリーの差込口がひとつに統一されたことにより、旧型バッテリーの充電器が使えなくなりました。
ファンケーブルは上記の互換性の通り、第2世代のものであれば問題ありません。
新型のバッテリー・AC09に充電器は付属いたしますが、旧型のバッテリー充電器をお持ちの方は、新型バッテリーの充電はおこなえないためご注意ください。
別売りの充電器AC09-3をご購入いただきますと、変換ケーブルが付属します。
こちらの変換ケーブルを使えば旧型のバッテリーも充電できます。
最新エアークラフトのバッテリー・ファンはこちら
バートル新商品・エアークラフトを購入するなら、ワークユニフォームがおすすめ!
即日発送対応や、購入後のアフターケアまでしっかりとおこないます!
お困りのことがあれば、ぜひお問い合わせください!
\バートル2025年・春夏新作をチェックするならこちら/
