空調服バッテリーの保管方法
夏の暑さもようやく治まり、作業服もそろそろ衣替えの季節になってきましたね。暖かい作業服の準備と同時に、これまで頑張ってくれた夏用の作業服の後片付けも、この時期にしっかりとやっておくことが大切です。特に、空調服は、高価なバッテリーやファンユニットも含め、正しく後片付け、保管をしておかないと、次にいざ使うとなった時に使い物にならない、なんてことにもなりかねません。

空調服の正しい後片付け、保管の方法を知って、大切な空調服を少しでも長く正常に使えるようにしましょう!

このページの目次
  1. 空調服(作業服)の後片付け・保管の方法
  2. 空調服(バッテリー)の後片付け・保管の方法
    1. 完全放電?それとも満充電?
    2. バッテリーを保管する温度

空調服(作業服)の後片付け・保管の方法

空調服の保管方法
まずは、バッテリーやファンを取り外した空調服(作業服)の後片付け、保管の方法をご紹介します。この状態の空調服は、基本的には普通の作業服と同じですので、きれいに洗濯してから、皺にならないように保管する、これで大丈夫です。洗濯する際には、服についている洗濯表示に従って洗うようにしましょう。
保管する際に気をつけたいのは、空調服と普通の作業服の一番の違いである、背面に空いたファン取付口の部分です。たたんで保管する際に、ファン取付口が折れ曲がったり、歪んだりしないよう注意しましょう。

ここがポイント
・洗濯表示に従って洗濯する
・ファン取付口に注意して保管する

空調服(バッテリー)の後片付け・保管の方法

空調服バッテリーの保管方法
次に、空調服のバッテリーの後片付け、保管の方法についてご紹介します。空調服を少しでも長く正常に使えるようにするには、長期で使わない時にバッテリーをいかに正しく保管するかが、とても重要になってきます。間違った方法で保管していると、電池の容量が低下してしまったり、内部抵抗が上昇して電池の劣化がすすみ、寿命が縮まってしまったりします。

完全放電?それとも満充電?

空調服のバッテリーを長期保管する際に、まず気をつけていただきたいのが、バッテリーの残量です。空調服のバッテリーに使われるリチウムイオン電池を始めとした電池には、自己放電といって、何もしなくても電気を消費してしまう現象が起こります。最近のリチウムイオン電池は性能も上がってきており、自己放電量が抑えられている傾向にありますが、それでも1年で約10%程度は自己放電するといわれています。そのため、完全放電状態で長期間使用しないで保管している場合、電池残量が0%を切る過放電状態となります。過放電状態になると、電池容量の急激な低下や内部抵抗の大幅な上昇によって、電池の劣化がすすんでしまいます。空調服のバッテリーを長期間保管する際には、完全放電状態(電池残量0%)にならないように注意しましょう。

また、バッテリーの充電を満タンにした満充電の状態では、今度は逆に電圧が高い状態でずっと保たれてしまうため、電池材料に負担がかかりすぎて、それでも電池の劣化がすすんでしまうことにつながります。理想は、30~50%程度のバッテリー残量で保管すると、劣化も起きにくく、過放電になるリスクも避けられます。なので、空調服のバッテリーを長期保管する際には、定期的にバッテリーの残量を確認して、充電してあげるのが良いでしょう。バッテリーの性能にもよりますが、3ヶ月~半年に1回程度の充電で、過放電は避けられるはずです。

バッテリーを保管する温度

一般的なリチウムイオン電池の劣化は化学反応によって起こります。化学反応は低温であればあるほど反応にしくくなるため、それだけバッテリ-の劣化も抑えられるということです。ただし、最近のリチウムイオン電池は性能が上がっており、自己放電量も少なく常温でもそこまで劣化がすすむ訳ではありません。無理して低温で保管することはしなくても大丈夫でしょう。
冷蔵庫で保管すると良い、というような話もよく聞きますが、開け閉めすることが多い冷蔵庫は、その際の温度差によって、電池が結露し錆びの原因になったり、水分によってショートにつながるリスクがあるので、おすすめしません。

ここがポイント
・30~50%程度のバッテリー残量で保管する
・常温保管でOK

あとがき

空調服は、服よりもバッテリーの方が高価な場合がほとんどです。バッテリーの劣化がすすむと、それだけ早く大きな出費につながってしまいます。ポイントは、保管するときの電池残量。バッテリーを正しく保管して、長く空調服を愛用してくださいね!

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written by ユニネク制作チーム 松浦 一郎

この記事を監修してくれたユニフォーム博士

岩田百志 岩田 百志(いわた もとし)
ユニフォームを販売して20年。
豊富な商品知識から、商品の特徴(素材・デザイン・機能面)を瞬時に判断し、お客様に最適なユニフォームを提供するユニフォームコンシェルジュ。

現在では、後身の指導にアドバイザリーとしても尽力。
経験から得たユニフォームの基礎知識や販売のノウハウに至るまで、ユニフォームの魅力を日々伝えている。