ユニフォームの透け防止は身だしなみの一歩
「透け」を防止するメリットとは?
インナーが透けることで着るものに悩んだり、少しでも透けにくくできる方法がないか考えたり。女性なら、誰しも一度は試行錯誤したことがあるのではないでしょうか?
ユニフォームの象徴である「白衣」についても、女性は同じ悩みを抱えています。
実際に、ナースが白衣選びのポイントとしてもっとも重視することが、「透けない」ことだそうです。
参照元:http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20120620/1041578/?P=2&rt=nocnt
下着が透けていないか、周囲の人たちにマイナスの印象を持たれていないか、お仕事中に考えるだけでも、ストレスが溜まりますよね。
白衣って生地が薄くて体のラインがわかったり下着が透けたりしますよね。
透けない下着を着用したりしていますが、パンツだと前屈みになったときとか透けてしまうことが多くどうしても気になってそわそわしてしまいます(^^;
他の方が透けてみえてると、自分もあんな感じなんて恥ずかしい(>_<)ってなっちゃいます…
参照元:http://nayami.tabine.net/ns/1/016755.html
しかし、たくさんの人が出入りする病院やクリニックでは、「透ける」ことでただ自分が恥ずかしい思いをするだけではなく、病院の印象や信頼にも関わることなのです。
病院に訪れる人は白衣の着こなしを見ている!
病院を訪れる人は、患者さんだけでなく、患者さんのご家族であったり、医師・看護師、病院関係者であったりと、実にさまざまな人です。
いつ、どこで、誰から見られているかわかりません。
実際に、病院を訪れる人におこなったアンケートによると、看護師さんの言葉遣いや身だしなみが気になるという人が約9割もいるそうです。
清潔感が重視される医療現場。ときには命を預ける病院では、白衣からインナーが透けてしまうことも、品がない印象を与えてしまい、見る人に不快な思いをさせてしまいます。
見舞いで来てびっくりです!夜勤の看護師さんの白衣のだらしなさ・・・
みなと違う白衣でもいいですが、下着が透けて見える人、白衣の胸ボタンを開けたままの人、
患者や家族から丸見えです。看護師らしい立ち居振る舞いは、必要ではないでしょうか。
参照元:http://inchou.sakura.ne.jp/tegamikara.htm
目立ちにくい色のインナーを着てみたり、透けてしまうのを隠すために上着を羽織ってみたり。
透けることに関して、すでに工夫されている看護師さんも多いと思いますが、一日中忙しく動き回る看護師さんのなかには、「そこまで気にしていられない!」という方もいるのでは?
もし、ユニフォームを変えることで、その悩みが解消されるとしたら・・・
とっても嬉しいですよね。
では、少しでも透けることのストレスから開放されるためには、どのようなユニフォームを選べばよいのでしょうか。
透けにくい白衣を選ぶには?
「ぜったい透けたくない」ならカラースクラブ
病院といえば白や淡いピンクの白衣のイメージが強いですが、近年はカラフルなスクラブを選ぶ病院が非常に増えています。
カラースクラブの導入は、着ている人に親しみやすい印象を与えるだけでなく、インナーの色透けを防止することができます。
当店で人気のあるネイビーやバーガンディなどの濃い色は、インナーの色を気にせずに着用できることからも、多くの病院で採用されています。
また、スクラブの上下タイプでも、上着に白があるのに、ボトムには白がない・もしくは素材が異なることがありますよね。
それは、上着とまったく同じ薄手の素材では、透け防止効果のある白のパンツを作ることが難しいという理由からです。
このことからも、カラースクラブは生地がやや薄めでも、白より透けにくいことに一目置かれていることがわかりますよね。
「白=ぜったい透ける」は間違い!
清潔感を大事にする病院では、やはりユニフォームは白でないといけない、というケースもあると思います。
白は、かならずインナーが透けてしまうと思っていませんか?
昔の白衣は、透けやすい素材だったことから、白衣の下に透けを防止するインナーやペチコートを重ねて着用し、少しでも透けないように工夫しているナースも多かったそうです。
そのような透け感を気にする多くの女性の声から、洋服のように透け防止の生地をつけることも考えましたが、それでは通気性が悪くなってしまい、不快感が高まることがわかりました。
そこで、ユニフォームメーカーは、白衣に必要な快適さはそのままに、白衣そのものの生地を透けにくく工夫したそうです。
透けにくい素材の開発が進んだおかげで、今では白でも透けにくい白衣がたくさん登場しています。
透けにくい素材のメカニズム
ユニフォームメーカーの努力が生んだ高い透け防止の素材は、従来の白衣と見た目や着心地は遜色なく、「白なのに透けにくい」という女性の夢を叶えました。
なぜ、白でも透けにくくすることができたのでしょうか。
それは、インナーの色が透ける原因は、生地の厚みだけでなく、生地が光を通す量とも関係しているからです。
上の画像のように、光の屈折を利用して透けにくくする技術により、生地を余計に厚くすることなく透けにくくすることを可能にしました。
光を通しにくい特殊な糸を織り込んで光の屈折率を調整したり、高密度に編んで隙間をなくすことで、白の白衣でも、高い透け防止効果を実現しています。
説明だけではわかりにくいと思うので、下記の画像をご覧ください。
どちらも防透性のある生地ですが、AとBでは、後ろから光を当てたときの光の通し具合に少し差があります。
手の形がより見えにくいBのほうが、Aよりもより光を通しにくい生地だということがわかりますよね。
【透けにくさに自信のある白衣(スクラブ&パンツ)ならコレ!】
透けにくい白パンツを選ぶには?
動きやすさから選ばれるパンツスタイルですが、作業のなかで肌への密着が高いことから、透けることへの不安も多く、「特に透けてほしくない」という声が多いです。
そこで、前半でお伝えした透けにくい生地を選ぶこと以外にも、透けにくくするポイントをご提案いたします!
透けにくさのポイントを抑え、ご自身に合った白パンツをお選びください。
透け防止裏地付きを選ぶ
白衣パンツの中には、「透け防止裏地付き」というものがあります。
「でも、透け防止の生地があると通気性が悪いんじゃなかったっけ?」と思われますよね。
たしかに、通常の洋服によく取り付けられているようなポリエステルの裏地は、通気孔がないため、熱がこもりやすく、病院のユニフォームには向きません。
こちらは、パンツのお尻まわり部分を中心に、メッシュ裏地がついたタイプのこと。
メッシュ素材の裏地を透けやすい範囲にのみつけることで、たまった熱を逃し、ムレにくくしています。
また、生地を重ねることで下着と白衣との密着度を減らし、色の透けを防ぐだけでなく、くっきりと下着のラインが浮き出るのも抑える効果があります。
【透け防止裏地付きの透けにくいパンツはこちら】
汚れに強いから清潔感キープ。レディースストレートパンツ
商品番号:76-6007EW
すっきりはけるシルエット。レディースノータックパンツ
商品番号:71-73-1351
ゆったりシルエットを選ぶ
実は、サイズ選びも透けを予防する対策としてはとても重要です。
特に、ぴったり体にフィットするパンツは、スタイルがよく見える反面、より下着を透けやすくしてしまいます。
下着のラインを目立ちにくくしたいなら、お尻から太ももにかけてがゆとりのあるサイズを選ぶのがおすすめです。
サイズ表のヒップやワタリのサイズを、よくチェックしてみましょう。
また、シルエットにも、スリム・ストレート・ゆったりなど、さまざまなタイプがあります。
サイズを見てもよくわからないという方は、まずはゆったりシルエットを選ぶとよいでしょう。
ちなみに、当店が取り扱うパンツのなかでは、もっとも小さいSS・Sサイズでヒップサイズが95cm以上のパンツがゆったりシルエットのようです。
参考にしてみてください。
※ワタリ…股の付け根部分から横にむかって一周した寸法
【ゆったりシルエットの透けにくいパンツはこちら】
信頼のナガイレーベンレディースパンツ
商品番号:A6-CA1723
体型カバーにも最適。レディースツータックパンツ
商品番号:A6-KES1173
吸汗速乾を選ぶ
暑い院内では、お尻に汗をかいて白衣がはりつきやすくなることもありますよね。
実は、これも下着の色やラインを透けやすくする原因です。
下半身に汗をかきやすい方には、吸汗・速乾機能のある素材がおすすめです。
かいた汗をすばやく吸い取ることで、べたつきを防ぎ、熱を拡散してさらっとした着心地を保ちます。
ムレたときの不快感をなくすだけでなく、生地がはりつくことで透けるのを軽減できます。
【汗のべたつきを防ぐ透けにくいパンツはこちら】
美しくはけて一日中快適!レディースパンツ
商品番号:76-HI301
汚れがつきにくくキレイにはける。レディースパンツ
商品番号:01-WH12012
あとがき
白衣を透けにくくするポイントは、参考になりましたでしょうか?
一見あたりまえのことにも感じますが、たくさんあるユニフォームの中から目的のものを見つけるには、今回の透け予防のポイントのように、今のユニフォームがどのような機能性があるのかを知ることも大切です。
そして、ご自身がユニフォームを着用する上で一番こだわりたいポイントに絞って探すと、着用してからのギャップがなく、快適にお仕事ができると思います。
ネット通販なので、商品1つ1つを手に取れないことは不安も多いと思いますが、これからもみなさまのお困りごとが解消できるような内容を深堀りしていきます!
今回の記事で、病院で働く女性のみなさんがご自身にぴったりのユニフォームに出会えましたら嬉しいです!
written by 高畠のぞみ