医療現場で「ネイビー色」が選ばれている！その理由とは？

色の持つ効果って知っていますか？

あなたが何気なく着用しているユニフォームは、何色ですか？

色は私たちが思っている以上に、心身に大きな影響を与えています。
最近では、そのことが医療業界でも注目され、色の持つ効果を取り入れたユニフォーム選びが進んでいます。
ユニフォームの色を意識して選ぶだけでも、患者さんに与える印象・スタッフとのコミュニケーションの向上、着用している人の意識を高めるなど、多くの効果が期待できます。
そこで、今回の新企画「COLOR LAB　～色のチカラを研究～」では、
さまざまな色の中から注目の１色を取り上げ、その色が持つ効果について研究していきます！

これからユニフォームを決める際の「色選び」の参考になれば幸いです。

医療現場で「ネイビー色」が選ばれている！その理由とは？

医療ユニフォームというと、以前は「白い白衣」が定番でしたが、
ここ最近では、カラーバリエーションが豊富なスクラブを選ばれる方が増えています。
そのスクラブの中でも、クリニックユニフォームではネイビー色が断トツの人気を誇っています。

※プチ情報：2008年の医療ドラマ「コード・ブルー－ドクターヘリ緊急救命－」をきっかけに、
医療業界でネイビー色のスクラブ人気が高まったのが、理由の１つだと言われています。

なぜネイビー色が選ばれているのでしょう？

選ばれる理由の１つに、色の持つ効果が影響しているのではないでしょうか。

ネイビー色が人に与える印象

Check1どちらの色が清潔に感じますか？
	ネイビー色は、黒色に最も近い深みのある色ですが、少し柔らかみや上品さがあり、爽やかで清潔な印象を与えます。清潔さが求められる病院では、ネイビー色のほうが清潔感を与える色として人気があり、患者様からの第一印象アップには効果的のようです。

Check2どちらの色が誠実に見えますか？
	鮮やかなピンク色は、医療現場を明るい雰囲気にしてくれるプラスの面もありますが、幼い印象を与えてしまい、誠実な印象を持ってもらいにくいマイナス面もあります。それに比べ、ネイビー色は誠実で真面目な印象を与えます。

Check3どちらの色が安心しますか？
	従来の白の白衣は、病院が苦手な人にとっては恐怖に感じ、威圧感を与えるそうです。それに比べ、ネイビー色は心を落ち着かせ、不安感を軽減してくれます。

ネイビー色は、
「清潔」「誠実」「安心」他、「信頼」「信用」といった印象を与え、医療現場の印象を左右する大切なポイントになりそうです。

ネイビー色の持つ効果

効果1リラックスさせ、気持ちを落ち着かせる効果
	ネイビー色には心理的に落ち着かせる効果があり、医療現場では、患者さんのストレスを緩和してくれる効果があります。

効果2集中力と冷静さを高める効果
	医療現場で働く人にとっては、高い集中力や冷静な判断力が重要になってきます。ネイビー色には、集中力と冷静さを高める効果があり、仕事でのケアレスミスを減らし、効率アップにも繋がっていきます。

効果3すらっと見える引き締め効果
	寒色系のネイビー色は、女性にとってはとても嬉しい引き締め効果があります。一見、黒色の方が引き締まってみえるように感じますが、実は、黒は身体のラインがはっきり見えやすく、ふくよかな方は、ネイビー色のほうが引き締まって見えます。反対に暖色系の色は、膨張して大きく見えます。着用して色を比べてみると、印象まで変わって見えます。

効果3すらっと見える引き締め効果

寒色系のネイビー色は、女性にとってはとても嬉しい引き締め効果があります。一見、黒色の方が引き締まってみえるように感じますが、実は、黒は身体のラインがはっきり見えやすく、ふくよかな方は、ネイビー色のほうが引き締まって見えます。反対に暖色系の色は、膨張して大きく見えます。着用して色を比べてみると、印象まで変わって見えます。