医療用白衣の通販サイト・クリニックユニフォームでは、病院やクリニックからのご注文はもちろん、学生さんからご注文をいただくことも多いんです。その主なアイテムが「卒業記念スクラブ」!
同期の方々で「チーム名を入れたスクラブを制作したい!」という依頼をよくいただきます。
卒業スクラブを作るにあたり、どういう順番で何を決めなきゃいけないか、
「先輩から引き継ぎされていなくてわからない…」という声も多いため、
実際にクリニックユニフォームのスタッフが1からオリジナルスクラブの作成にチャレンジしてみることにしました!
卒業スクラブの作り方・手順
まずは、卒業スクラブを作る上で必要なことをリストアップしてみました。
【スクラブを選ぶ】
- 予算を決める
- どんなスクラブにするか決める
【名入れ加工のデザインを決める】
- 位置を決める
- オリジナルロゴを作るなら、デザインを決める
- 色を決める
【見積もり依頼をする】
- 一人当たりのスクラブ代金を確認する
- お届け日(納期)を確認する
【発注する】
たくさんの工程を経て作られる卒業スクラブですが、スクラブの選び方やどういった名入れができるかがわかっていれば、決めるのも少しは簡単になりそうですよね。
ここからは、それぞれの工程の重要なポイントを押さえながら説明していきます!
スクラブを選ぶ
予算を決める
まずは、どんなスクラブにするかを選びます。
スクラブそのものを選ぶ前に決めるのは「予算」です。
学生である皆様が複数人で作る卒業スクラブは、一人当たりの金額がいくらになるのか、非常に重要なポイントになってきます。
スクラブそのものの価格はもちろん、名入れ加工をすることで加工代金も加算されるため、どれくらいの予算なら許容範囲なのか相談し、決定していきましょう。
クリニックユニフォームのスタッフは加工代含めて5,000円以内に収まるように予算を決めました!
名入れ加工の種類によって全体の金額は変わりますが、スクラブ本体を2,000円以内のものにすると予算に収まりそうですね。
どんなスクラブにするか決める
次にスクラブを決めます!
予算の範囲で決めるなら、クリニックユニフォームの価格が安い順の並び替えがおすすめです!
クリニックユニフォームのスタッフは、実際にサンプル商品を取り寄せて検討。
その結果、自重堂・ホワイセルというメーカーのスクラブに決定しました。
特に「安い」というメリットが目立つこのスクラブですが、お客様からは安さ以外の評判も良く、人気のスクラブです。
スクラブ選びのお役立ち記事はこちら
選んだスクラブ(WH11485)
スクラブ[男女兼用](01-WH11485)
価格:2,310円(税込)
※記載の価格は、記事執筆時点での情報です
カラーバリエーションが豊富なスクラブですが、今回の色はブラックに決定しました。
名入れの際、スタッフごとに刺しゅうの色を変えてみたいな、との意見もあったため、いろんな色に合わせやすいブラックを採用。
卒業スクラブはたくさんの人数で着用するため、合わせやすく馴染みやすいネイビーや、深めのグリーンといった色も人気です。
このスクラブを採用したお客様の記事はこちら
機能を重視するなら予算の検討が重要!
名入れ加工のデザインを決める
スクラブが決まったら、次は名入れのデザインを決めます。
まずは「どこに名入れするのか」を決めましょう。
名入れする位置を決める
スクラブへの名入れは、定番の胸部分はもちろん、袖や背中などいろんな場所に入れることができます。
加工を施す場所や内容によって金額が変わってくるため、予め数パターンに絞っておくとスムーズです。
▼定番の加工位置
- 胸×袖
- 袖×背中
- 胸×背中
今回は医療ドラマでよく使われているようなデザインのスクラブを作りたい!ということで、袖と背中に決定しました!
名入れ加工の方法
名入れをする加工方法は、袖を刺しゅう、背中を転写プリントで名入れすることになりました。
刺しゅうはお客様からのご要望も多く、実際にどんなクオリティで名入れされるか見てみたい!という要望もあったことから決定。
背中は刺しゅうよりも大きく名入れすることができるため、転写プリントを選びました。
ロゴを決める
名入れする場所が決まったため、次はロゴのデザインを決めます。
クリニックユニフォームでは、名入れ加工をする際にオリジナルのロゴを入れることができます。
卒業スクラブなら、みんなで考えたデザインを入れてオリジナルのものにしたいですよね。
今回はこんな感じのロゴを作ってみました!
クリニックユニフォームのスタッフは「チーム3」所属のため、「T3」を変形させたロゴマークを採用。
その下に各自の名前を入れることに。
もう1箇所、社名であるユニフォームネクストの文字を入れたい!ということで大きめのロゴマークも作成。
色を決める
位置とロゴが決まったら、最後に色を決めます。
刺しゅうや転写プリントなど、加工方法によって可能な色が異なるため、それぞれの色見本を見て決めてくださいね。
クリニックユニフォームのスタッフは、袖の刺しゅうは一人ずつ違う色を選び、背中のプリントは白を選びました。
名入れ加工に関する記事はこちら
見積もり依頼をして、発注する
スクラブと加工内容が決定したら、見積もり依頼をしてみましょう。
一人あたりの金額や、納期を確認します。
今回の卒業スクラブ作成代金の内訳はこちら
- スクラブ 1着:2,310円(税込)
- 背中:転写プリント 1,320円(税込)
(プリントサイズ:20cm×30cm以内、実寸:H65mm×W240mmで作成) - 左袖:刺しゅう
オリジナルロゴ 880円(税込)
個人名(基本書体) 220円(税込) - 刺しゅう型代 2,200円(税込)
(今回は12人で作成、一人あたり183円)
オリジナルロゴの刺しゅう加工をする場合、1つのデザインに対して「型代」がかかります。
今回は、同じロゴを全員のスクラブに入れるため、型代2,200円(税込)を人数(12人)で割ることができます。
個人名の基本書体は、クリニックユニフォームで指定している書体から選ぶため、型代はかかりません。
【一人あたりのオリジナルスクラブの金額】
- <名入れ加工代>2,603円(2,420円+183円/人)(税込)+
- <スクラブ代> 2,310円(税込)
【 合計 4,913円(税込) 】
予算は5,000円以内だったので、きちんと範囲内におさまりました! 卒業スクラブを作る人数が増えると、オリジナルロゴの型代を負担する人数が増えるため、少しお得になります。
※記載の価格は、記事執筆時点での情報です
納期について
クリニックユニフォームでは、名入れ加工に約7日~10日の時間を要します。
今回は約10日で完成。
注文する枚数や、時期によって注文が殺到していると、さらに時間がかかる場合があります。
いつまでに作りたい、という明確な期日がある場合は、間に合うかどうかをお店に確認しましょう。
納期を確認したら、発注です!
卒業スクラブ完成!
こだわったポイントは、私たちのチーム名が「T3」なので、スクラブのご注文に多い「十字架」をアルファベットの「T」に見立て、数字の「3」と絡めたデザインを採用。
袖の刺しゅう加工の糸色は、各自で好きな色を選んで、個性が出るようにしました!
背中のデザインは、お客様からよく問い合わせをいただく、コード・ブルー風の英字のデザインにしました!
2行目には、「Dressing is a way of life(服装は生き方である)」というメッセージを入れたのがポイントです。
背中は白のプリントで統一したので、後ろ姿でチームの一体感が出ます!
スタッフで卒業スクラブづくりを体験したことで、実際に仕事着として着用して気づいたことや、オリジナルロゴの名入れ加工を入れるにあたって迷うことなど、お客様の気持ちを体感することができました。
これから卒業スクラブやオリジナルのチームウェアを作りたいという方に参考にしていただければ嬉しいです!
\卒業スクラブ向け・オリジナルスクラブの特集ページはこちら/
スクラブに関する記事はこちら
written by ユニネク制作チーム
予算をそのままに、名入れ加工にこだわるのであれば、スクラブそのものの価格を抑える必要があります。 スクラブには抗菌消臭加工といった生地の機能性や、ジップ付きの着脱しやすいスクラブなど、機能性を重視すればキリがないほど。 価格以外の面を重視するのであれば、予算の検討段階で「何を重視して選ぶのか」をよく考えておく必要があります。