失敗しない作業服の選び方とは?おすすめの方法・ポイントを解説

作業服は、多くの業種で活躍する専門性の高いユニフォームです。
動きやすさや安全性の向上、さらには従業員同士の連帯感や帰属意識の醸成など、さまざまなメリットがあります。とはいえ、作業服の種類は実に豊富。
「どれを選ぶべきか」「選ぶ際のポイントは?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、作業服選びで役立つ基準やおすすめの機能について、詳しくご紹介します。

作業服の選び方

作業服(671)
作業服(671

作業服を導入する場合、購入する商品の候補を選んで絞り込む必要があります。
ここでは、作業服におけるおすすめの選び方について解説します。

作業環境に合わせて選ぶ

職場の環境に合わせた作業服選びは、基本中の基本です。
たとえば溶接作業には防炎加工が施された作業服を選ぶことで、安全性を確保しながら作業ができます。
また、暑い作業環境では、空調服などのファン付き作業服を導入するのも一つの方法です。
さらに、撥水加工や防風機能、帯電防止といった、用途に応じた機能が備わった作業服も数多く展開されています。
業務内容や環境に応じて、複数の作業服を使い分けることで、快適さと効率の両方を向上させることができるでしょう。

季節に合わせて選ぶ

作業服は季節の特徴に合わせて、快適性や機能性を追求した商品もたくさんあります。
春夏用・秋服用・通年用といった種類があるので、作業服を着用するタイミングを考慮して選ぶのも1つの方法です。
季節ごとに専用の作業服があれば、より快適な状態での作業が可能となります。
特に屋外で作業する時間が長い職場は、季節の変化に合わせて作業服を変更できるように備えるのが良いでしょう。

動きやすさやデザインなど目的に合わせて選ぶ

作業服には、動きやすさを重視したものや、デザイン性にこだわったものなど、それぞれに特長があります。
利用者や企業ごとに求めるニーズは異なるため、目的をしっかり決めてからマッチする作業服を選ぶことがポイントです。

動きやすさを重視する場合は、ストレッチ性の高い作業服がおすすめです。
例えば、作業中に服が突っ張るといった悩みがある方は、ストレッチ性能に優れたジャケットやパンツ、ポロシャツなどを選ぶことで解消につながります。デザイン性も作業服選びの重要なポイントです。

魅力的なデザインの作業服なら、仕事中もおしゃれを楽しめるため、モチベーションアップにもつながりますよね。
インナーやジャケットを組み合わせて自分らしいスタイルを演出したり、デザイン性を重視した作業服メーカーの商品を合わせるだけでも十分にかっこいい仕事着として活用できます。
毎日の仕事が楽しみになる作業服、ぜひ見つけてみてくださいね。

コストパフォーマンスで選ぶ

作業服(72600)
作業服(72600

コストパフォーマンスを考えることは、作業服を選ぶ際の大切なポイントです。
作業服は過酷な環境にも耐えられるように作られていますが、長期間使い続けるとほつれや傷みが目立つこともあります。
特に、作業服がダメージを受けやすい現場が多い場合は、将来的な交換を視野に入れて選ぶと長く安心して使えます。

作業服の価格相場は、一般的に4,000〜6,000円程度です。
パンツやインナーはもう少し安く、1,000~3,000円ほどで購入できる場合もあります。
ただし、極端に安い商品は耐久性や機能面で劣る可能性があるため、専門の作業服サイトなど信頼できるショップで選ぶことが大切です。

▶格安作業服はこちら

作業服の機能を把握する

作業服(5001)
作業服(5001

作業服を選ぶ際は、事前にどのような機能を持つ商品があるのか把握しておくことがポイントです。
ニーズを満たせる作業服を選ぶことで、現場で多くのメリットを実感できるでしょう。
作業服を機能別にわけた各種類の特徴を解説します。

動きやすい作業服

作業服は運動性が求められることが多いユニフォームです。
そのため、伸縮性のあるストレッチ性や、腕や膝の動きを妨げないカッティングを施した立体裁断などの機能がある作業服も多くあります。
動きやすさを重視したい場合は、これらの機能があるものを選ぶと良いでしょう。

動きやすい作業服としては、「バートル ストレッチツイル長袖ジャケット(03-9071R)」や「アイトス ストレッチ長袖ブルゾン(61-5101)」がおすすめです。

▶ストレッチ作業服はこちら

動きやすい作業服に関する記事はこちら

安全性を高める作業服


静電気に敏感な現場や、火気を扱う現場など、作業現場によっては安全性を高めるために必要な機能があります。
静電気に敏感な現場には帯電防止の機能があるもの、火気を扱う現場なら防炎加工を施したものなど、現場の状況に合わせた機能を選びましょう。

▶帯電防止の作業服はこちら
▶防炎・難燃の作業服はこちら

快適に働ける作業服

通気性が良い素材を使ったものや、清涼感のある接触冷感機能のあるものなどは、暑い季節や汗をかきやすい環境で働く場合に求められる機能です。
また、吸汗速乾機能があるものは汗をかいてもドライ感を保ちやすく、快適に着ることができます。

▶涼しい作業服はこちら

秋冬など寒い季節や環境で着用する場合は、保温性や防風性のある作業服がおすすめです。
暖かさを重視する場合は、作業着と合わせられるヒーターベストや、ジャンパーなどのアウターを選ぶこともできます。

▶秋冬作業服はこちら
▶ジャンパー特集はこちら

快適さに関する作業服の記事はこちら

耐久性がある作業服

ハードな現場で頼りになる、耐久性に優れた作業服も注目したいポイントです。
耐久性が高い作業服は、外部からの衝撃に強く、簡単に破れたり傷ついたりしにくいのが特徴です。
特に、厚手の綿素材や高密度で織られた生地を使用した作業服は、摩耗や引き裂きにも強く、過酷な現場でも長く使える点が魅力です。
さらに、縫製にもこだわった商品なら、ほつれが生じにくく、洗濯や繰り返しの使用にも耐えられるため、コストパフォーマンスの高さも期待できます。

▶綿100%の作業服はこちら

綿100%の作業服に関する記事はこちら

防水性が高い作業服

屋外での作業を行う際には、防水性の高い作業服を選ぶことがおすすめです。
雨や雪などの悪天候の際も、防水機能が備わっていれば身体への負担を軽減できます。

一般的に防水性の高い作業服はレインウェアや作業用合羽が該当します。
C.ZONEレインウェア上下セット(02-32000)」や、「フレックスフィットレインスーツ(MK-AS5130)」などは作業性も兼ね備えた人気のレインウェアです。

また、防寒着でも屋外作業が多い場合、防水性のあるものが求められます。
【サブマリン】バートル 防水防寒ジャケット(03-7620)」など、高い防水性を備えているものを選ぶと、雨や雪の日でも安心です。

▶作業用合羽はこちら
▶防水防寒着はこちら

合羽や防水防寒着に関する記事はこちら

作業服選びのポイント

作業服(1501)
作業服(1501

作業服を選ぶときには、事前にチェックしておきたいポイントがあります。
ここからは、選び方のコツや押さえておきたいポイントを詳しく解説していきます。

自分にぴったりのサイズを選ぶ

作業服を選ぶ際は、体に合ったサイズを選ぶことがとても重要です。
大きめのサイズだと袖がたるみ、作業中に引っかかることで思わぬ事故につながることも。
一方で、小さすぎるサイズは動きづらく、着用中にストレスを感じる原因になるかもしれません。
快適に作業を進めるためにも、事前にサイズをしっかり測って、自分にぴったりの作業服を選びましょう。

作業服のサイズ選びに関する記事はこちら

用途にあった作業服を選ぶ

作業服メーカーが発売するワークウェアには様々な種類があります。
会社や職場環境に合うものはどんなアイテムなのかをしっかり検討し、ニーズに合う商品をピックアップするのもポイントの1つです。
作業服には、作業着ジャケットやワークパンツ以外にも、防寒着・ジャンパー・ポロシャツ・Tシャツ・コンプレッションインナー・ファン付き作業服など、多くの種類があります。
各種類ごとに前述したような機能が備わっているため、選択肢は非常に多くなるでしょう。
まずは用途にあった作業着を選び、そのうえで必要な機能を考えていくことで、理想的な商品にたどり着けます。

ブランドで選ぶ

作業服を選ぶ際には、特定のブランドに注目するのも一つの方法です。
ブランドごとに独自の特徴やこだわりがあり、その魅力が商品にしっかりと反映されています。
同じブランドでアイテムを揃えれば、デザインや機能性に統一感が生まれるのもメリットです。

例えば、「バートル」なら洗練されたデザインと機能性が魅力的。
TS DESIGN」はスタイリッシュな作業服で人気を集めています。
また、「自重堂」には「Jawin」、「Z-DRAGON」といったブランドもあり、幅広いラインナップと高い品質で多くの支持を得ています。
気になるブランドをチェックして、自分にぴったりの作業服を見つけてみてくださいね。

作業服メーカーやブランドに関する記事はこちら

まとめ

作業服は、多くの業界で利用される専門性の高いアイテムです。
機能性やデザイン性を備えた作業服を取り入れることで、従業員の作業効率を高めたり、職場環境をより快適にしたりと、多くのメリットが期待できます。
この記事でご紹介した選び方やポイントを参考にしながら、気になる商品をピックアップしてみてはいかがでしょうか。

ワークユニフォーム」では、さまざまなブランドや種類の作業服を豊富に取り揃えています。
各商品の特長やおすすめポイントも掲載しているので、作業服選びの参考にぜひご活用ください。


この記事を監修してくれたユニフォーム博士

岩田百志岩田 百志(いわた もとし)
ユニフォームを販売して20年。
豊富な商品知識から、商品の特徴(素材・デザイン・機能面)を瞬時に判断し、お客様に最適なユニフォームを提供するユニフォームコンシェルジュ。

現在では、後身の指導にアドバイザリーとしても尽力。
経験から得たユニフォームの基礎知識や販売のノウハウに至るまで、ユニフォームの魅力を日々伝えている。