研修医のためのスクラブ選び完全ガイド|最適なスクラブはどう選ぶ?

研修医にとって毎日着用するスクラブ選びは重要です。
スクラブのデザインや機能性が、勤務中の快適度や周囲に与える印象を左右するからです。
本記事では、研修医の方に向けて、スクラブの特徴や選び方について詳しく解説しています。

国家試験に合格されたみなさま、おめでとうございます!この後は、いよいよ研修医としての生活がスタートしますね。
お仕事をスタートするにあたって、準備するものが様々あることでしょう。その中でも、毎日着用するスクラブ選びは重要です。

本記事では、研修医の方に向けて、スクラブの特徴や選び方について解説していきます。
スクラブ選びに迷われる方は、本記事を最後までお読み頂き、スクラブ選びのポイントをつかんでくださいね。
自分に合ったスクラブを選んで、研修医生活を快適にスタートさせましょう。


このページの目次
  1. 研修医が着るスクラブとは?
    1. 研修医にとってスクラブ選びの重要性
    2. 医療現場でのスクラブの役割
    3. スクラブのトレンド
  2. 研修医向け医療用スクラブの選び方
    1. 素材の選び方
    2. サイズとフィット感
    3. デザインとカラーのポイント
    4. 機能性とポケットの位置
    5. 耐久性と洗濯のしやすさ
  3. 自分に合った医療用スクラブの見つけ方
    1. 実店舗とオンラインショップの違い
    2. オンラインレビューを参考にする
    3. サンプルやお試し品を活用する
    4. 価格帯
    5. スクラブは何枚揃えればいい?
    6. デザインと機能性
  4. 研修医におすすめのスクラブ
    1. スクラブ 上下セット[男女兼用](01-WH11485SET)
    2. ミズノスクラブ 上下セット[男女兼用](31-MZ0018SET)
  5. まとめ

研修医が着るスクラブとは?

スクラブを着た男女


スクラブは医療現場で働く医師や看護師が着用するユニフォームです。
この章では、初めてのスクラブ選びをする研修医の方に向けて、スクラブ選びの重要性や役割について解説していきます。

研修医にとってスクラブ選びの重要性

研修医にとってのスクラブ選びは、仕事着としての機能性と社会人としての身だしなみの両方の視点を意識することが重要です。

研修医は、手術などの外科的処置に直接関わる機会も多いため、動きやすく汗をかいても快適に過ごせる素材のスクラブが理想です。また、研修の際にメモ帳やペン、医療器具など多くの物を持ち歩く必要があるため、ポケットの位置やサイズも、スクラブ選びの重要なポイントです。
業務に集中するためにも、動きやすく機能性の高いものを選ぶことが大事です。

もうひとつの側面として、社会人としての身だしなみという視点も大事です。
患者への印象はもちろん、上司や先輩に向けての印象もスクラブの着こなしに左右されます。スクラブを選ぶ際は、清潔感やきちんとした印象を与えるか、といった視点も忘れないようにしましょう。

医療現場でのスクラブの役割

近年、スクラブは医療現場のユニフォームとして定着し、白衣よりもスクラブを着用する医師が増えています。医療ドラマでも、俳優さんたちが、スクラブを着用している姿をよく見かけるようになりましたよね!

スクラブは、白衣よりも動きやすいうえに、洗濯もしやすいため清潔さを保ちやすいというメリットがあります。また、患者さんにとっては、白衣よりもカラーのスクラブの方が親しみを感じやすいという声も多いようです。

医療現場によっては、専門領域やチームによってスクラブの色を統一し、ひとめで担当や専門を区別する機能も果たしています。他に、手術室でよく着用されている緑色のスクラブは、手術中の補色残像の影響をやわらげる役割もあります。このように、スクラブを着用する現場では、色による機能や心理効果も活用されています。

医療用スクラブに関する記事はこちら

スクラブのトレンド

最近では、スクラブのカラーバリエーションや機能性はますます豊富になりました。
吸水性や速乾性、制菌性など、医療現場に適した素材の工夫がされています。

機能性のみならず、デザイン性も高まっており、アパレルブランドからもスクラブが作られるようになりました。
スクラブを選ぶ際も、機能性だけでなく、見た目や体型カバーも重視されるようになり、着用する人のモチベーションアップにも一役買っているようです。

さらには、環境保護の視点から、エコ素材を使用したスクラブにも注目が集まっています。

研修医向け医療用スクラブの選び方

ユニフォームを着た医師4人


スクラブを選ぶ際には、素材やサイズ、機能性など、チェックしておきたいポイントがいくつもあります。ここでは、研修医の方が医療用スクラブを選ぶ際のポイントを詳しく解説していきます。

素材の選び方

患者の診察や治療が行われる医療現場に勤務する研修医にとって、スクラブの素材選びは非常に重要です。

研修医のみなさんは、患者の治療や介助など、現場で体を動かす機会も多い中、汗をかくこともありますよね。そのような環境下でも快適に過ごせるかどうかは、スクラブの素材に左右されます。ポリエステルに代表される「吸汗速乾(吸水速乾)」の生地のスクラブなら、汗をかいても素早く吸収し、乾きやすいという特徴があります。

また、「制菌加工」が施された生地もおすすめです。
制菌加工とは、生地についた菌の繁殖を防ぐ加工が予め繊維に施されていることをいいます。
菌の繁殖を防ぐことで、汗の臭いもおさえられるのです。汗をかいたからといって、すぐに着替えたりシャワーを浴びたりできない現場では、嬉しい効果ですよね。

他には、ストレッチ性がある素材を選ぶと動きやすくなりますので、意識してみてください。

サイズとフィット感

スクラブは、素材選びのほか、サイズ選びも勤務中の快適さを左右する重要なポイントです。
サイズが大きすぎると、生地がかさばって動きにくさを感じ、小さすぎるスクラブは、動きが窮屈になり、締め付けから体に負担をかけてしまいます。特に、肩周りやバストのフィット感は重要で、ストレスなく動けるサイズを選びましょう。

試着をせずにオンラインショップで購入する場合には、採寸の表記をよくチェックしましょう。あらかじめ、肩幅、バスト、腰回りなど、ご自身のヌードサイズ(服を着ていない状態のサイズ)を測っておくことをおすすめします。

肩幅はヌードサイズにプラスして1~2cm程度、バストはヌードサイズに6~8cm程度プラスするのが目安です。インナーを着る場合や、少しゆとりがある方が好みの場合は、肩幅を3~5cm程度のゆとり、バストを9~11cm程度のゆとりをみてもよいかもしれません。

ユニフォームのサイズに関する記事はこちら

デザインとカラーのポイント

病院やクリニック指定のスクラブや、色分けなどのルールがない限り、研修医のみなさんは、ご自身でデザインやカラーを選ぶことになります。

比較的、自由にカラーを選ぶ風潮の職場以外では、ネイビーや青、グリーンなど定番カラーの無地でシンプルなデザインを選ぶとよいでしょう。定番カラーのシンプルなデザインは、広く好まれますし、きちんとした印象を与えます。

職場の雰囲気がわからない段階では、まず無難なものを選んでおくことをおすすめします。仕事で評価される前に、スクラブ選びで悪目立ちするのは避けたいところですよね。

スクラブの色に関する記事はこちら

機能性とポケットの位置


研修医の業務をスムーズに行うためには、スクラブの機能性も重要なポイントです。

特にポケットの数や位置は、研修中に必要な医療器具やメモ帳、ペンなどをすぐに取り出せるようにするために重要です。
左右のポケットのほか、胸ポケットの有無や位置を確認して、自分の仕事スタイルに合ったデザインを選びましょう。
ポケットは位置だけでなく、幅や深さも重要です。ポケットの横幅が大きすぎたり、縦の深さが浅すぎたりすると、作業中にポケットから物が落ちやすくなりますので、注意してください。

他に、腰回りや肩付近についたマルチループも便利です。ネームタグや鍵、ストラップなどを付けておくといった、様々な用途に活用できます。

耐久性と洗濯のしやすさ

医療現場で毎日着るスクラブは、清潔を保つためにも、洗濯のしやすさや耐久性も大切なポイントです。

スクラブは、もともと「scrub」という語源からもわかるように、ゴシゴシ洗っても大丈夫な耐久性を求めて開発されたユニフォームです。乾きやすさやシワになりにくさも特徴です。

その中でも、頻繁に洗濯しても色褪せしにくく、型崩れしにくい素材を意識すると、清潔感も保ちやすいと思います。

自分に合った医療用スクラブの見つけ方

スクラブを着た医師


自分に合ったスクラブを見つけるためには、実店舗で試着をしたり、複数のオンラインショップを比較したりなど、様々な方法があります。ここでは、実店舗とオンラインショップの違いや、サンプルの利用方法などについて解説していきます。

実店舗とオンラインショップの違い

実店舗では、実際にスクラブを試着できるので、サイズ感や素材感を確認できるのがメリットです。

一方、オンラインショップは、多様なデザインやブランドを手軽に比較できる点が魅力です。オンラインでは、特に着用写真や購入者のレビューを参考にしながら、選べるのがメリットです。

オンラインレビューを参考にする

オンラインでスクラブを購入する際には、購入前に他のユーザーのレビューを参考にすることをおすすめします。

同じく研修医の方や医療従事者が投稿したレビューは、貴重な判断材料になると思いますよ!
総合点数やレビュー数など全体評価の他に、個別のコメントも参考にしてみてください。

サンプルやお試し品を活用する

オンラインでスクラブを購入する際は、事前に試着できないことが難点です。
かといって、「実店舗を回るのは手間だし、時間がないし…」という方に朗報です。

オンラインショップによっては、無料でサンプル貸し出しのサービスを提供しているところがあります。実際に試着してサイズや色を確かめられるほか、不要の商品は返却可能。もちろん、気に入った商品があればそのまま購入もできます。

私たち、クリニックユニフォームでも、サンプル貸し出し無料サービスをご用意しております!
(※サンプル貸し出しは条件があり、法人様・個人事業主様限定となります)

価格帯

スクラブの価格帯は、リーズナブルなものから高級感のあるものまで幅広く、ブランドや素材、機能性によって異なります。頻繁な洗濯にも耐え、清潔感を保つには、品質と価格帯のバランスをとることが大事です。

高価なものであれば、品質が高いことも多いですが、何かと物入りな社会人生活1年目に、高価なものばかりを揃えるのは大変ですよね。でも、心配はいりません!比較的安価でも、機能性に優れた商品もたくさんあります。

クリニックユニフォームでは、リーズナブルで高品質なスクラブを多数揃えています。ご自分の予算に合わせて選んでくださいね。

スクラブは何枚揃えればいい?

初めてスクラブを購入する方は、少なくとも3~5枚は揃えておきましょう。多忙な日々を送る中、洗い替えのスクラブが必要になります。

なかには、感染予防の観点から自宅でのスクラブの洗濯を禁止して、院内で回収するケースもあります。回収頻度に合わせて予備を用意する必要があります。

余裕がある場合は、7枚程度揃えることが理想です。毎日着る分を5枚、不意に汚れた時の予備に1、2枚あると安心です。

デザインと機能性

医療現場での動きやすさを考慮すると、スクラブ選びは、デザインと機能性のバランスをとることが大切です。

機能性が高いスクラブを着用すれば、その分、業務に集中しやすくなります。ポケットの位置や素材のほか、ネックラインのデザインや着丈なども重要です。

女性は、かがんだときに胸元が見えないことや、後ろから腰周りや背中が見えないことなども快適さに直結しますので、スクラブ選びの際は注意しましょう。

加えて、スタイリッシュで体型もスッキリ見えるデザインなら、モチベーションアップにもつながりますよね!

デザイン性と機能性をトータルで判断し、ご自身の働き方に最適なものを選びましょう。

研修医におすすめのスクラブ

ここでは、研修医におすすめのスクラブを紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

スクラブ 上下セット[男女兼用](01-WH11485SET)

スクラブ 上下セット[男女兼用](01-WH11485SET)

おすすめポイント

  • 上下セットで驚きの低価格
  • 28色から選べる豊富なカラー展開
  • 男女兼用でチームでも揃えやすい(SS~4Lサイズからお選びいただけます)
  • 工業洗濯対応で耐久性も◎
  • ポケットがたくさんあって機能的

ミズノスクラブ 上下セット[男女兼用](31-MZ0018SET)

ミズノスクラブ 上下セット[男女兼用](31-MZ0018SET)

おすすめポイント

  • 17色から選べる豊富なカラー展開
  • 男女兼用でチームでも揃えやすい(SS~5Lサイズからお選びいただけます)
  • 工業洗濯対応で耐久性も◎
  • ポケットがたくさんあって機能的
  • ミズノだから実現可能な圧倒的動きやすさ
  • インナーが見えにくい安心設計!

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学生・研修医向けのスクラブ特集

女性向けスクラブの記事はこちら

まとめ

今回は、研修医の方に向けて、スクラブの特徴や選び方について解説しました。研修医のスクラブ選びは、快適さや動きやすさ、機能性を重視することが重要です。そのうえで、自分のスタイルや好みに合ったデザインを選ぶことで、仕事へのモチベーションを高めることができます。

そして、オンラインショップを利用する際は、レビューや着用画像を参考にして選ぶことが失敗を防ぐポイントです。
クリニックユニフォームでは、機能性にもデザイン性にも優れたスクラブを多数揃えております。
あなたにピッタリのスクラブがきっと見つかるはず!ぜひ、のぞいてみてくださいね。


この記事を監修してくれたユニフォーム博士

岩田百志岩田 百志(いわた もとし)
ユニフォームを販売して20年。
豊富な商品知識から、商品の特徴(素材・デザイン・機能面)を瞬時に判断し、お客様に最適なユニフォームを提供するユニフォームコンシェルジュ。

現在では、後身の指導にアドバイザリーとしても尽力。
経験から得たユニフォームの基礎知識や販売のノウハウに至るまで、ユニフォームの魅力を日々伝えている。