オンラインで失敗しない!自分の体型に合ったスクラブサイズの選び方

試着ができないオンラインショップでお買い物をすると「サイズが合わなかった」ということ、みなさんにもそのような経験があるのではないでしょうか。
サイズが合わないと、返品や交換をしたりなどの手間もかかってしまいますので、できれば一回でぴったりのサイズを見つけたいですよね。

今回は、スクラブのサイズ選びの基本や、オンラインショッピングで失敗しないためのポイントをご紹介します。
スクラブのサイズ選びに迷う方、もうサイズ選びで失敗したくない方は、ぜひ最後までお読みくださいね。

スクラブのサイズ選びの重要性

ネット通販でスクラブを購入する際に気をつけること
スクラブ(MZ0700

ネット通販で購入したスクラブのサイズが合わないけれど我慢して使っているという方、いらっしゃいませんか?
スクラブのサイズ選びを誤ってしまうと、着心地だけではない困ったことがたくさんあります。
ここではスクラブのサイズ選びの重要性をお伝えしていきます。

サイズ選びの失敗例

よくあるサイズ選びの失敗例に、
「思っていたよりサイズが小さかった」
「いつもMサイズを買っているからMサイズにしたのに、ブカブカだった。これって本当にMサイズ?」
などのように、全体的なサイズ感にギャップがあったというケースがあります。
他にも、
「丈が短くてしゃがんだときに、背中が見えてしまう」
「動くと肩回りが窮屈だった」
など、実際に着用して動くことで感じるサイズ感の不一致もあると思います。
後ほど詳しくお伝えしますが、これらの失敗は事前の確認で防げる可能性があります。

業務効率への影響

ユニフォームの快適さは、仕事のパフォーマンスにも影響します。
医療現場では、患者さんの介助や治療で体を動かす機会も多いので、動きの邪魔にならないことがユニフォーム選びの第一条件といってもいいでしょう。
サイズが合わないスクラブを着ていると、作業に支障をきたしたり、業務効率が下がってしまうこともありますので注意が必要です。

見た目の印象

医療現場で着用するユニフォームは、見た目の印象も重要です。
患者さんの健康や命をあずかる立場として、清潔感やプロとしての信頼感を与える身だしなみを心がけましょう。
みなさんが患者さんの立場で病院を訪れる際、だらしない印象の医者や看護師に診てもらいたいと思いますか?正直、ちょっと不安になっちゃいそうですよね。
スクラブのサイズが合っていないと、そのブカブカな様子がだらしなく見えることがあります。
「見た目の印象を整えるのも仕事の一部」であることを意識して、適切なサイズを選びましょう。

スクラブサイズの選び方の基本

適切なサイズのスクラブを選ぶには、いくつかのポイントがあります。
ここでは、スクラブのサイズ選びの基本を解説していきますね。

ヌード寸法と実寸

サイズ寸法について


みなさんは、ヌード寸法と実寸の違いをご存知でしょうか。
ヌード寸法とは、着用者の体の寸法のことです。
商品そのものの寸法ではないので注意が必要です。

一方で実寸とは、商品そのものの寸法をいいます。
商品を平置きして、各寸法を測定した数値です。

一般的に、アパレル商品のタグに表記されているのがヌード寸法で、オンラインショップに記載されているサイズデータは実寸であることが多いのです。
ヌード寸法と実寸の認識が曖昧だとサイズ選びにも失敗が起きやすいので、しっかりと覚えておきましょう。

サイズ寸法に関する記事はこちら

適切なサイズの目安

スクラブの適切なサイズを選ぶには、ご自身のヌード寸に対して、少しゆとりがあることがポイントです。
たとえば、ご自身で測った肩幅が50cmだとして、オンラインショップで肩幅50cmの表記の商品を選んだ場合、ヌード寸と実寸が同じということになるため、すこし窮屈な着心地になると思います。

適切なサイズを選ぶには、
肩幅はヌードサイズに+1~2cm程度のゆとり、
バストはヌードサイズ+6~8cm程度のゆとりを目安とすると良いでしょう。
ゆったりめがお好みの方は、もう少し余裕があっても良いかもしれません。

また、スクラブの中にインナーを着る場合は、肩幅にヌードサイズより+3~5cmのゆとりがあってもよさそうです。
ただし、肩幅が大きすぎると動きにくさにもつながりますので、注意してくださいね。

男女兼用とレディース・メンズの違い

男女兼用スクラブとレディーススクラブ
左・中央:男女兼用スクラブ(7000SC)、右:レディーススクラブ(7099SC

スクラブには男女兼用のものと、レディース用・メンズ用に分かれたものがあります。
スタッフ共通のユニフォームとして、男女兼用のスクラブを導入する現場も増えていますよね。
ここで注意が必要なのは、男女兼用のスクラブは、幅広い体型に対応できる反面、フィット感が緩めに作られている場合が多いということです。
女性にとってはサイズが大きめに感じることもあるでしょう。

クリニックユニフォームでお取り扱いをしている男女兼用のスクラブの中には、女性は普段よりも1サイズ下げることをおすすめしている商品もあります。
様々な体型のスタッフによる着用画像もありますので、サイズ選びの参考にしてみてくださいね。

ブランドによるサイズの違い

同じサイズ表記でも、ブランドによってサイズ感が異なります。
ブランドAでは、Mサイズでちょうどいいサイズ感だったとしても、ブランドBもMサイズでちょうどいい、とは限らないのです。
ブランドによる違いも、サイズ選びで失敗しやすいポイントとなります。
S・M・Lなどのサイズ表記だけでなく、肩幅、バスト、ウエストなどの寸法を確認することが重要です。

スクラブのブランドに関する記事はこちら

スクラブ選びに必要なサイズの測り方

スクラブの適切なサイズを選ぶには、ご自身の正確なヌード寸法を測定する必要があります。
ここでは、必要な採寸箇所と具体的な測り方をお伝えしていきますね。

必要な採寸箇所とは

スクラブを選ぶ際に、必ず測定しておきたい箇所は、肩幅、バスト、ウエスト、着丈です。
これらの箇所を正確に測定しておけば、自分に合ったサイズのスクラブを選びやすくなります。
採寸にはメジャーを使い、できれば誰かに測ってもらった方が正確に測れると思います。
ご自身で測るときには、鏡を見ながら、メジャーが水平になっているか、背筋が伸びているかなど、チェックしながら測ると良いでしょう。

次に、それぞれの測り方を詳しくご紹介していきますね。

肩幅

肩幅
スクラブ(MZ0700

肩の付け根から首の付け根を通り、反対側の肩の付け根までの長さが肩幅です。
肩の腕の付け根部分から、首の骨が出っ張っている部分までを測り、それを2倍にして肩幅としても良いですし、首の付け根で一旦メジャーを押さえて、反対側の肩の付け根まで測っても良いです。
サイズ選びに、肩幅は重要な基準なので、正確に測ってくださいね。

バスト

バストは、胸の一番高い部分を水平に測ります。
男性は、両脇の付け根辺りの位置を目安に測ると良いでしょう。
腕を下ろした状態で測るとより正確なサイズが測れますので、できれば誰かに測ってもらえると良いですね。
スクラブのバストのサイズが合っていないと、動きにくさにつながりますので、しっかりと測りましょう。

ウエスト

ウエストは、腰の一番細い部分を一周して測定します。
両腕を下ろして軽く息を吐いた状態で測るのがベストです。
ウエスト周りがキツイと、動きにくさだけでなく不快感も強いですから、正確に測るようにしましょう。
ウエストはトップスだけでなく、ボトムスのサイズ選びにも重要なポイントです。

着丈

着丈
スクラブ(MZ0700

着丈とは、首の付け根から背中を通って、腰までの長さをいいます。
背筋を伸ばした状態で、首の骨が出ているところを基点に腰までの長さを測りましょう。
着丈が短すぎると、かがんだり座ったりした際、背中やインナーが見えてしまったりして落ち着かない、ということにも繋がります。
着丈も重要ポイントですので、丁寧に測りましょう。

サイズの測り方に関する記事はこちら

スクラブのサイズ感を左右する要素

スクラブの素材感
スクラブ(WH11485

スクラブのサイズ感は、寸法だけでなく、素材やデザインによっても異なります。
ここでは、サイズ感を左右する要素をみていきましょう。

素材とフィット感

スクラブの素材によっても、サイズ感や着心地がかなり変わってきます。
ストレッチ素材やニット素材など、伸縮性がある素材なら、フィット感があるサイズでも、動きやすく感じたりします。
逆に、伸縮性があまりない素材でぴったりしたサイズだと、窮屈で動きにくさを感じてしまいます。
フィット感のある着心地や見た目がお好みの方は、伸縮性があるものを選ぶと良いですよ。

デザインとシルエット

素材に加えて、デザインやシルエットもサイズ感に影響します。
特に、ウエストがシェイプされているデザインや細見のシルエットのものは、寸法をしっかりと確認してから購入することをおすすめします。
フィット感がありすぎると、体を動かすうちにスクラブが持ち上がってきてしまって、動きにくさを感じることもあります。

体型の特徴

忘れてはならないのは、ご自身の身長や体型によっても、サイズ選びで重視する点が異なるということです。
肩幅が広い人やバストが大きい人など、みなさん、体型の特徴は違いますよね?
ご自身の体型の特徴をよく考慮して、動きやすさに支障がでないサイズ選びをしていきましょう。

オンラインでスクラブを選ぶときのポイント

最後に、オンラインショップでスクラブを購入する際に、サイズ選びで失敗しないためのポイントをまとめていきます。

着用写真

スクラブ(MZ0700)のスタッフ着用写真
スクラブ(MZ0700)のスタッフ着用写真

オンラインショップでスクラブを購入する際は、着用写真や動画が豊富なショップが便利です。
サイズデータを確認するだけでなく、リアルに人が着用している姿を見ると、具体的なイメージが湧きますよね。
前面だけでなく、サイドや後ろからの着用写真が掲載されていると、よりわかりやすいと思います。
クリニックユニフォームでは、スタッフ自らスクラブを着用しながら、数々の着用写真を掲載しています。ぜひ、参考にしてくださいね。

口コミの活用

オンラインショップで購入するメリットは、口コミ(レビュー)を活用できる点にもあるんです。
実店舗では、購入した方のリアルな声はなかなか聞けないですよね。
サイズ感や着心地など、口コミを事前に確認して参考にすると良いですよ。
もちろん、口コミは購入者の主観でもありますので、全てがご自分にも当てはまるとは限りません。
クリニックユニフォームの口コミを見ても解決しない疑問や、もっと詳しく知りたいという方はお気軽にお問い合わせくださいね。

自宅にあるものでサイズチェック

サイズ感の判断材料として、持っているスクラブの実寸を測ってオンラインショップのデータと比較する、というのもおすすめです。
スクラブがない場合には、手持ちのTシャツやポロシャツなどと比較しても良いでしょう。
素材やデザインによって、サイズ感や着心地は異なりますが、目安として参考になると思います。

ぴったりのスクラブを選ぶためのチェックリスト

オンラインショップでのサイズ選びの失敗を防ぐための大事なポイントとして、肩幅、バスト、着丈の寸法を重点的にチェックすることをおすすめします。
特に、肩幅が合わないと着心地が窮屈になったり、だらしない印象を与えることに繋がります。
また、バストや着丈が合わないことも動きにくさやストレスとなりますので、重要ポイントはしっかりとおさえておきましょう。

返品交換ルールの確認

しっかりとサイズ詳細や口コミを確認して購入したとしても、実際に着てみたらサイズが合わなかった…、ということもあるでしょう。
万が一、サイズが合わなかったときのために、返品や交換が可能なショップだと安心ですよね。
購入前に、返品交換の期限や条件を確認しておきましょう。


\クリニックユニフォームのスクラブ特集はこちら/

スクラブ特集

まとめ

今回は、スクラブのサイズ選びの基本や、オンラインショッピングで失敗しないためのポイントをご紹介しました。
ヌード寸や実寸を理解することや、ご自身のサイズや体型の特徴を把握しておくことで、サイズ選びの失敗を防ぐことができます。
スクラブのサイズ選びは、見た人に与える印象や業務効率にも影響を与えます。
今回の記事を参考に、ご自分に合ったサイズ選びをしてくださいね。

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この記事を監修してくれたユニフォーム博士

岩田百志 岩田 百志(いわた もとし)
ユニフォームを販売して20年。
豊富な商品知識から、商品の特徴(素材・デザイン・機能面)を瞬時に判断し、お客様に最適なユニフォームを提供するユニフォームコンシェルジュ。

現在では、後身の指導にアドバイザリーとしても尽力。
経験から得たユニフォームの基礎知識や販売のノウハウに至るまで、ユニフォームの魅力を日々伝えている。