熱可塑性ゴムとは

熱可塑性(ねつかそせい)ゴムとは

熱可塑性(ねつかそせい)ゴムとは、 高温で柔らかくなり、冷やすと固化しながら形状を変えることができるゴムの一種のこと。
Thrmoplastic(熱可塑性)+Rubber(ゴム)の略である「TPR」と一緒に、熱可塑性ゴム(TPR)と併記される場合もあります。
また、熱可塑性ゴムは軽くて扱いやすく、長時間の使用でも疲労を軽減する材料のため、軽量タイプの安全靴(セーフティシューズ)の靴底に用いられます。

熱可塑性ゴムのメリット

  • 優れた柔軟性を持つ
  • 酸、アルカリ、溶剤など、さまざまな化学物質に対して耐性を持っている
  • 振動や衝撃を吸収する能力に優れており、特に自動車や電子機器など、振動や衝撃が多い環境での使用に適している

熱可塑性ゴムのデメリット

  • 通常のゴムに比べて耐久性がやや低く、長期間の使用や激しい摩擦により、劣化や摩耗が進む可能性がある
  • 熱可塑性ゴムは高温で融解するため、高温環境下では形状変化や変形のリスクがある

熱可塑性ゴムの耐久性と寿命

  • 使用頻度によっては、ゴムの寿命が短くなる可能性がある
  • ゴム製品は直射日光や高温・低温、湿度の高い場所から遠ざける必要がある
  • 鋭利な物体や化学物質との接触を避けることが重要
  • 摩耗やゴムの劣化が進んでいる場合、買い替えが必要
ユニまる博士ユニまる博士

軽さと疲れにくさを重視する人や、軽作業現場で働く人には、靴底が熱可塑性ゴム仕様の安全靴がおすすめだよ!

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