スーツのような感覚で使える作業着「スーツ型作業着」が今、注目を集めています。ビジネスシーンで進むカジュアル化の流れに加え、新型コロナの影響でテレワークが当たり前となり、ユーザーはこれまで以上にワークウェアに機能性が高く着心地のいいアイテムを求めるようになりました。
【スーツ型作業着のメリット】
・軽くてストレッチが効いて動きやすい・洗濯機で丸洗いできる
・シワになりにくくお手入れ簡単
・撥水機能付き
・スーツに比べて安価
このような共通の特長を持つスーツ型作業着は、まさに時代を反映したワークウェアアイテムと言えるでしょう。
さて、弊社がおすすめするスーツ型作業着は、業務用作業服メーカーTS DESIGNから販売している「ステルスジャケット」です。販売から大変好評のこちらの商品、愛用者に多いと言われているのが、意外にも建築士などの現場関係のお仕事をされているお客様。
今回は、こちらのステルスジャケットを愛用中の1級建築士のお客様に取材を決行しました。「建築士だとスーツ型作業着のどんなところがメリットなの?」そんな疑問を解消します!
お客様プロフィール
(2021年4月現在)
実は、こちらの藤田様、2019年に弊社ユニフォームネクストの新社屋を設計いただいたお客様なのです。ステルスジャケットの感想とともに、建築の際の裏話も最後にちょこっとだけお聞きしました。
>>ユニフォームネクスト社屋完成!藤田様HPはこちら
建築士×スーツ型作業服の相性は?
―この度はインタビューをお受けしてくださりありがとうございます!よろしくお願いします!
藤田様:こちらこそよろしくお願いします!
―さっそくですが、今着用いただいているステルスジャケットは、お知り合いの方からいただいたとお聞きしました。
藤田様:
そうです。もともとは御社の横井社長と意気投合した知人からのプレゼントがきっかけで、このジャケットを知りました。
ユニネク(ユニフォームネクスト)は作業服や飲食店の制服を販売していると思っていたので、こんなスーツ型作業着みたいなものがあるとは知らなくて。その知人からも、このジャケットはすごくいいと聞きました。
―そうなんですね。こちらのステルスジャケットをいただく前は、建築士のお仕事はどのような服装をされていたのですか?
藤田様:ジャケットは絶対ですね。
建築士という仕事柄、現場にも行くのですが、お客さんにも会うとなるとジャケットは必要ですね。やはりジャケットを着ているほうが締まりがあります。
でも、あまりカチッとかしこまった感じというわけでもないので、「ゆるいスーツ」のようなアイテムを一生懸命探していたんです。
―今までは、スーツメーカーやアパレルブランドのジャケットを着用されていたのでしょうか?
藤田様:服装にもよりますが、ネクタイを着けるときはオーダーメイドスーツだったり、アパレルのスーツを着ていたんですけど、やっぱり汚したりひっかけたりがよくあったりして困っていました。
建築現場だと、鉄筋とかをまたいだら、一瞬で裂けてしまうこともありましたね。
―こちらのステルスジャケットも結構薄手ですが、耐久性の面で不安はありませんでしたか?
藤田様:思いの外なにもなかったですね。薄いのでひっかけとかは不安でしたが、値段も安いので、もしひっかけてしまったとしても「あらら」と感じる程度かな。
事務所で打ち合わせやデスクワークをこのまましても、擦れた部分がテカることもないので、その点もいいなと思いますね。
―今の服装もそうですが、普段からジャケットにはTシャツを合わせたファッションが多いですか?
藤田様:そうですね。Tシャツを着ています。
最近は若いお客さんや社長さんがこういった格好をしていて、逆に、スーツにネクタイみたいな服装をしていると、かしこまった打ち合わせになっちゃうんです。
なので、最近はもっぱらTシャツとかロングTシャツとかをインナーに着ています。
ステルスジャケットのお気に入りポイント
―こちらのステルスジャケットは、どのくらいの頻度で着用されていますか?
藤田様:いや~、結構多いですね。もともとラフにジャケットを着たいと思っていて、めちゃくちゃハードに使っています。
3回くらい着たら洗っていますが、もう、ソッコー乾きますね(笑)。シワにもならないです。
―お手入れのしやすさを謳っているので、そのようなお声が聞けてよかったです!
藤田様:工事するわけでないのでどろどろにはなりませんが、建築士でもジャケットを着て現場に行くので、結構汚れるんですよ。
このジャケットは、汚れてもまあ洗えばいいなという感覚になるので、気持ちが楽ですね。
―夏にもステルスジャケットを?
藤田様:夏でも着ていますね。Tシャツ一枚だとさすがにラフすぎるので(笑)。逆に夏場だと、この薄さがありがたいです。
―運転中などの着用感はいかがでしょうか?
藤田様:脱がなくても全然シワにもならないし、問題ないですね。デザインにも凝っていて、ボタンがこういうボタン(スナップ式)でシンプルなところも気に入っています。
あと、このポケットも気に入っていますね。普通のジャケットだとこういう(上から入れられる蓋付きのポケット)タイプなんですけど、それだと結構物をいろいろ入れると、ぼこんと大きくなるんですね。
このポケットだと、名刺だったり、ハンカチだったり物を入れてもそんなにシルエットが崩れることもなく、いいなと思います。
―参考になります!物が落ちそうなどということはないですか?
藤田様:落ちやすいと思ったことはないですね。
絶対に必要なペン類もきちんとさせるポケット(左胸)もあるし、内ポケットもあってポケットが多いのは嬉しいです。左袖のポケットは、どちらかというと建築士より現場の人向けの仕様だと思います。
スーツ型作業着の周囲からの反応
―スーツ型作業着ということで、ステルスジャケットを着てから周りの反応はいかがでしたか?
藤田様:スーツに見えるので、作業着ということはこちらから言わないと気づかれないですね。
スーツ型作業着ならではのこういったポケット(袖ポケット)にペンが挿せることを説明してみると、変わっているので、「へ~そうなんだ!」みたいな反応がありますね。
あとは、細身シルエットに作られているので、「痩せた?」って聞かれるようになりました(笑)。
着痩せ効果みたいのはとてもいいなと思いますよ。
―よい反応があってよかったです!
藤田様:
あとは、やはり薄手なので、「それ寒くない?」と聞かれることも多いですね(笑)。
この上にコートを羽織るのでそこまで寒くないんですが、寒い中だと夏用っぽい雰囲気があるみたいで。でも「大丈夫です」って言っています(笑)。
冬に向けて厚手のものがあると嬉しいなとは思います。
―ご購入いただいたお客様からもよくそういうお声をいただくんです。メーカーにも伝えてみます!
スーツ型作業着の着こなし方
藤田様:スーツって基本的に上下セットじゃないですか。それだと、どちらかが駄目になったときにまた両方買わないといけないので、上下バラバラで購入できるというのはとてもいいかなと思います。
あとは、足が短くて腕が長い人もいると思うので、サイズ選びもしやすいかもしれません。
そういう特徴は、やっぱり作業服から始まっているスーツ型作業着ならではなのかなと。
まあパンツはまだ持っていないんですけどね(笑)。
―パンツも穿きやすくておすすめです。
藤田様:パンツは本当に頻繁に買い替えるので、どうなのかなと思ってしまって。
最近はスポーツメーカーでもこういう仕事の服装にも合うパンツなどを出してきて、今穿いているものもそうなんですが、すごいストレッチが効いていて。
でもこれも傷んできたので、次はぜひユニネクさんで(笑)。
―ステルスジャケットシリーズは、カーゴパンツも人気があります!
藤田様:へ~、そうなんですね!
そういえば、御社の横井社長が穿いていたカーゴタイプのハーフパンツは、横井社長じゃないと着れないなって思いました(笑)。
あの長さのパンツでは、お客さんの前にはちょっと出られないかなと。ファッションとしてはかっこいいですけど、若干スーツからかけ離れた感じがして、冒険感ありますね。
九分丈くらいだと動きやすくていいかもしれないですが、あの長さはなかなか(笑)。
―そうですね、ジャケット×ハーフパンツの服装は運送会社などにおすすめです。
ステルスジャケットおすすめの業種
―ステルスジャケットについてこういった業種の方におすすめなどはありますか?
藤田様:そうですね、デスクワークされる方で外に出るようなお仕事の方にはよいのではないかなと。
軽いので仕事しやすいですし、スーツみたいに擦れて駄目になることもないので。耐摩耗性が重要なところはよさそうです。
そうそう、ゴルフにもそのまま使えるのがいいですね。たとえば仕事帰りに練習場へ行くときも、ストレッチ効いているのでそのままでも大丈夫です!
―もし制服として採用される場合、刺しゅうやプリントなどの加工は入れたいと思いますか? ジャケットはあまり加工をイメージをされるお客様が少ないんです。
藤田様:設計事務所なので、仕事柄あまり全員が均一に見えるようなことは考えていなくて、個性があればいいなと思っています。他の設計事務所だと、作業着が制服で、〇〇設計という刺しゅうが入っていて、どこにいっても分かるようなとのころも見かけますね。
自分たちの場合、コソコソと、それこそステルス(隠れる)で現地調査することもあるので、服装があまり目立ってしまうのもちょっと。
なので、社員に支給することになっても、会社のロゴなど特定されるような加工を入れたりは考えないかなと思います。
ステルスジャケットの改善してほしいところ
―ステルスジャケットに、こんな機能もついていたらよかったなという点はありますか?
藤田様:寒くなってくると中に薄手のダウンを着ることも多いので、こういうスリムフィットじゃなくて少し余裕があるシルエットのタイプもあるといいかな。
―なるほど。
実は、新しく弊社オリジナルの撥水付きステルスジャケットも販売しているのですが、撥水の必要性を感じたことは?
藤田様:結局は汚れの問題だと思います。例えば、工事現場って一気にホースで水を出して洗ったりとか、釘を打っているときとかに目に見えない細かい汚れや泥が結構付くんです。
そのため、雨が降ったらということより、撥水付きだとそういった汚れがポンポンと叩けばだいたい落ちる生地という部分はとてもよいと思いますね。
―ほかに、デメリットみたいなところはありますでしょうか・・・?
藤田様:デメリット・・・、ここはちょっとまずいなというのはあまり思ったことがないですね。デザインもいいですし、袖の長さもちょうどいいですし。
―袖については短いと言われるお客様もいらっしゃいますね。
藤田様:確かに、普通のスーツよりは若干短めなのかなと思います。僕はそんなに手が長くないので、ちょうどいいです(笑)。
それに、作業するにはあまり長くないほうが作業性もいいと思うので。
あとは、ネット通販だとどうしても色が分かりにくいので、僕みたいに地元ならともかく、生地サンプルが見れるといいかなとは思いますね。「ネイビーってどのくらいのネイビー?」みたいなときにも、それがあると分かりやすいなと。
特に建築士の場合、そういう変な色のこだわりがあったりするので(笑)。特にこのステルスジャケットみたいにマット系の生地ってブラックでも薄く見えますよね。
―弊社にはサンプル貸し出しサービスもあるので、会社のユニフォームとしてご検討中の方にはおすすめです。
藤田様:値段が安いので、一回お試しで買ってみるかという人もいるかもしれません。
あとは、色違いをまとめて購入すると、残りを返却できたりする企画などもあると面白いかもしれないですね。
―確かにそうですね。アイデアありがとうございます!
価格面についてはいかがでしょうか?
藤田様:スーツ型作業着としては安いと思いますね。
似たような生地で、某ショップが出してるものもありますが、だいたい同じくらいの値段の割にはあまり機能はついていないんですよね。
ポケットの感じや見た目のデザインに関しても、こちらのステルスジャケットのほうが全然いいですね。
作業着としてのステルスジャケット
―お知り合いでステルスジャケットを着用されている方はいますか?
藤田様:まだ私の周りではいないですね。
ただ、今事務所の社員が作業服が欲しい欲しいと言っているんです。建築士が作業服を着ているのは駄目だと言われているので、こういうジャケットタイプを支給するのはいいのではないかなと。
―作業服はなぜ駄目なのですか?
藤田様:上司が、建築士であっても、現場でもどこでも絶対スーツを着なあかんって心情の人で。
設計事務所なので、Tシャツとかポロシャツとかでも全然よくて特に決まりはないんですが、お客さんの前に出るからジャケットは絶対必要で、現場でも遠くから見て「あの人は設計事務所の人だ」というのが分かるように、スーツをピシッと着なさいと教えられてきました。
一方で、社員からは「作業服」が欲しいと言うので「そんなのは駄目!」と(笑)。
―他の社員の方は普通のスーツを着ているのですか?
藤田様:そうです。でも、何回も何本も駄目にしているという声もありますね。
基礎や鉄筋を組んでいるときなどに引っ掛けたりすると、ウール系のスーツなどは結構簡単に裂けてしまいます。
―なるほど。建築士の方に気に入っていただけている理由が分かりました!
ユニフォームネクストの設計を振り返る
―この弊社の社屋を建てられた際のこだわりなどはありますか?
藤田様:まずは外観ですね。一見すると、工場や倉庫と一環になっているところが、外観でそうは見えないところです。
(外観の)横に水平にひさしのようなものがたくさん出ているものがあると思うんですが、あれはユニネクさんの「在庫を抱えてスピーディーに届ける」という理念を表現したくて、漫画で線がシュッシュッと表現するのからヒントを得て、スピード感をイメージしています。
あとは、横長に造られてはいるんですが、倉庫と工場と事務所の機能を明確に分けた部分もこだわりました。
―そうだったんですね!外観のこだわり、知らなかったです。
―建設の際の苦労話はありますか?
藤田様:ここの食堂(休憩室)も、何回もやりとりしましたね。お客さんの頭の中は見えないので、少しずつお互いのイメージをすり合わせる必要があるので、何パターンも出したりして。
ボルダリングも、打ち合わせの際に話しながら出てきたものでした(笑)。
―オフィスの中央にある芝生も?
藤田様:あれは、オフィスの中にもっと気軽にコミュニケーションとれる空間を作ってはどうですかという提案をして出てきました。
木を植えたり、芝生植えたり。
そういう空間を間に挟みつつ、横には会議室がバーっと並ぶというのを提案していて。
お客さんもいきなり全部をイメージできるわけではないので、そういうのを引き出していくのが建築士の仕事だと思っています!
―そういった社屋ができたときの思いなどを直接伺える機会ってないので、もっと早くお聞きしたかったです・・・。
本日はお忙しいところありがとうございました!
編集後記
これまで 弊社おすすめのスーツ型作業着、ステルスジャケットをご紹介してきましたが、こうして建築士として働かれているお客様の感想はいかがでしたか?
今回お話を聞いて、1級建築士の方が普段どのような服装でお仕事をし、どのようなことにお困りなのかや、 破れにくさや汚れが気になりにくいという点でステルスジャケットが選ばれていることが分かりました。
同じような悩みを抱えているみなさまには、ぜひ弊社イチオシのスーツ型作業着「ステルスジャケット」を試していただきたいです!
商品が気になるお客様は、お気軽にスタッフまでお問い合わせくださいね。
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written by ユニネク制作チーム