裏起毛とは
生地の裏側に使用される、裏毛を起毛処理した布地のこと。
裏毛の繊維を起こし、毛羽を一定の長さにカットしており、やわらかく肌触りが良いのが特徴です。
裏起毛は保温性に優れており、秋冬のアウターやインナーウェア、スウェットシャツなどによく使われています。
裏毛と裏起毛の違い
裏毛とは、裏糸をパイル状(丸いループ状の糸)に編み込み、少し浮かせたタオル地のような生地のことです。
「裏パイル」とも呼ばれており、素材は綿100%を用いたものが多く、着心地や肌触りが良いのが特徴です。
裏起毛に比べて、吸水性に優れており、汗をかくことを想定している服にも採用されています。
そのため、オールシーズン着用する衣類に用いられることが多いです。
スポーツをするときは裏毛、寒い日には裏起毛の衣類を着用するなど、目的に合わせて使い分けることができます。
ユニまる博士
要するに、裏毛は毛を持つ織物であり、裏起毛は起毛処理が施された裏側の織物であるという違いがあるよ!