オニベジとは

オニベジ(Onibegie)®とは

小松マテーレ株式会社開発。玉ねぎの外皮などを活用した天然色素による合成繊維への染色技術で作られたエコ素材のこと。
合繊繊維の染色は化学染料が一般的でしたが、超硬質素材「コンブ」の合繊改質技術をベースに玉ねぎの皮に含まれる「ケルセチン」という成分を使用することにより、合成繊維へ天然色素を固着させることを可能にしました。
なぜ玉ねぎの皮が使われるようになったかというと、さまざまな野菜でのテストをおこなった結果、玉ねぎの皮の色素がもっとも効率よく合成繊維に染まることが判明したのです。
他のオリーブの葉や絞り殻、ぶどうの絞り殻、お米のもみ殻、竹炭などで染める場合も、玉ねぎの色素をベースに使うことから、Onibegie(オニベジ)®と名付けられました。
当初はナイロンに限定されていましたが、改質技術の革新によりポリエステルへの染料が可能に。
使用されている玉ねぎの皮はすべて国産。捨てられるはずだった廃棄物を染料として再利用してるため、SDGsの実現に向けた取り組みにもつながっています。

オニベジ®の特徴

自然由来の色は紫外線量を反射しにくく、目に入る紫外線が少ないことも特徴です。
そのため、オニベジ®は目にも負担をかけない人にも優しい素材となっています。
植物繊維ならではの風合いの良い色も特徴で、同じベージュ色であっても、天然色素の場合はその中に数十種もの色が入っています。
そのため、色に奥行きが生まれ、経年するほどに味わい深くなる魅力も。

玉ねぎの皮のケルセチンに含まれる成分により抗菌・防臭・消臭の効果もあります。
また草木染めよりも扱いやすく、合成繊維特有の撥水・吸水速乾・UVカットなどの機能性を付与することができる素材です。

ユニフォームとオニベジ®

ユニフォームメーカー・住商モンブランからはオニベジ®を使った飲食店向けユニフォームを多数展開。
自然由来の色を生かしたデザインが人気のシリーズです。
自然の息吹を感じるようなやさしさ、リラックスした雰囲気をもちつつ、ユニフォームに求められる機能性も追求しています。

ユニまる博士ユニまる博士

オニベジシリーズのユニフォームは、オーガニックレストランやカフェ、有機野菜ショップなどにおすすめ!ナチュラルな色合いもとってもおしゃれで人気なんだよ!

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この記事を監修してくれた生地のプロ

北潟さん北潟 芳樹(きたがた よしき)
東京でアパレルブランドに勤務後、福井県の生地製造メーカーへ転職。その後、2020年にユニフォームネクスト株式会社へ入社。 服飾用語や生地全般の情報に精通しており、現在はユニフォームネクストYouTubeチャンネルで「生地のプロに聞く」シリーズで生地の知識を配信中。


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