ヘルメットに印刷・名入れする方法と特徴について

こんにちは!
作業服専門店ワークユニフォームの中西です。

ヘルメットに社名やロゴマークを印刷、名入れするにはいくつかの方法があり、それぞれにはメリットとデメリット、その方法ならではの特徴があるのを皆さんはご存知ですか。知っておくと何かと役に立ちますので、ヘルメットに印刷や名入れをする際に、是非参考にしてみてください。この記事では、ヘルメットに印刷、名入れする方法と特徴についてまとめています。


中西

ちなみに、当店のヘルメット印刷は、フルカラー対応で素早い納期!
当店のヘルメット印刷、名入れサービスについても詳しくご紹介します。


このページの目次
  1. ヘルメットの印刷方法
    1. シルクスクリーン
    2. ステッカー加工
    3. 版なしでフルカラー印刷ができる転写印刷
  2. ヘルメットの印刷方法まとめ

ヘルメットの印刷方法

1.シルクスクリーン

ヘルメットに社名や名前、会社のロゴマークなどを入れる場合は、シルクスクリーンという方法を使うのが主流です。シルクスクリーンとは、メッシュ状の小さな穴が空いた版を印刷物にあてがい、その上からヘラを使ってインクをこしだすことで印刷する方法です。


▼シルクスクリーンの仕組み
シルクスクリーンの仕組み

昔は、その版がシルクで作られていたことから、シルクスクリーンと呼ばれます。身近なものでは、Tシャツなどの生地にデザインをプリントするのによく使われたりします。単色での印刷が一般的ですが、複数カラー使用することも可能です。ただし、その場合は色の数だけ版を作る必要があります。シルクスクリーンは、印刷代とは別に版代がかかるので、少ない数を印刷する場合は、1個あたり割高になります。


シルクスクリーンの特徴

  • ヘルメット印刷では主流の印刷方法
  • 単色が一般的
  • 色の数だけ版を作る必要がある
  • 少ない数だと割高になる

  • 中西

    シルクスクリーンは、ヘルメットに単色で、簡単な文字やラインを入れるのに向いている印刷方法です。

    2.ステッカー加工

    ヘルメットに社名や名前、会社のロゴマークなどを入れる方法には他にも、プリンターで印刷したステッカーを貼り付けるという方法もあります。プリンターとステッカー用紙さえ用意すれば、家庭でもできる手軽な方法で、好みのデザインを自由にフルカラーで印刷することが可能です。印刷されたステッカーは、デザインの形にカットして貼り付けます。
    ヘルメットに手軽にフルカラーデザインを入れることができる方法ですが、ステッカーを貼り付けているだけなので、耐久性は当然低く、爪などでこすれば割と簡単に剥がせてしまいます。また、どうしても見た目が安っぽくなってしまうという欠点もあります。


    ステッカー加工の特徴

  • ステッカーを貼り付ける手軽な方法
  • 耐久性が低い
  • 爪などで簡単に剥がれてしまう
  • 見た目が安っぽい

  • 中西

    ヘルメットは曲面なので、大きすぎるステッカーはフチが浮いてしまい、うまく貼れない場合があります。

    3.版なしでフルカラー印刷ができる転写印刷

    ヘルメットにフルカラーでデザインを入れたい場合には、ステッカー加工の方法以外にも、UVインクジェットプリンターと特殊な転写シートを使用した印刷方法もあります。この方法を使うと、従来では難しかったヘルメットへの高品質なフルカラー印刷が可能になります。ちなみに、当店のヘルメット印刷は、この方法を採用しています。


    ヘルメットのフルカラー印刷サンプル
    ヘルメットのフルカラー印刷サンプル 仕上りの美しさはこの通り!グラデーションや、色の微妙な表現もしっかりと再現することができます。ステッカーを貼るだけの方法に比べ、耐久性も格段に高く、版を作ることなく印刷することができるので、従来よりも短い納期でお届けすることが可能です。


    ヘルメットのフルカラー印刷サンプル 一旦、ヘルメットに転写されたシートは、即座に硬化・定着して、そのまま高い耐久性を持ち続けます。表面はUVコーティングされているので、印刷部分をよく見ると薄っすらと盛り上がっているのが分かります。ですので、触るとほんの僅かですが、コーティングされて盛り上がっているのが分かります。ただし、ステッカー加工のように、明らかな段差があるわけではなく、フチの部分が滑らかにコーティングされているので、印刷面を爪などでこすっても引っかかりがほとんどなく、そこから剥がれてしまうという心配がありません。シルクスクリーンと比べても、耐久性は同等かそれ以上。きれいなフルカラー印刷が長持ちします。


    ヘルメットのフルカラー印刷サンプル
    ヘルメットのフルカラー印刷サンプル
    ヘルメットのフルカラー印刷サンプル ヘルメットにカラフルな社名ロゴやオリジナルロゴマークを入れたいという要望があっても、これまでは印刷方法の兼ね合いで、仕方なく単色で入れていた、という方は意外と多いのではないでしょうか。フルカラー転写印刷を使えば、どんなデザインの要望でも、思い通りの美しい仕上りで、パッと目を引くインパクトのあるヘルメットを作ることが可能です。


    フルカラー転写印刷の特徴

  • フルカラー対応
  • 細かいデザインも美しい仕上がり
  • 耐久性が高い
  • 版なしで印刷できるので短納期

  • 中西

    フルカラー転写印刷なら、従来では表現できなかったオリジナルのロゴマークやデザインも、フルカラーで美しく、しかも素早い納期で仕上がります!

    ヘルメットの印刷方法まとめ

    シルクスクリーンの特徴

  • ヘルメット印刷では主流の印刷方法
  • 単色が一般的
  • 色の数だけ版を作る必要がある
  • 少ない数だと割高になる

  • ステッカー加工の特徴

  • ステッカーを貼り付ける手軽な方法
  • 耐久性が低い
  • 爪などで簡単に剥がれてしまう
  • 見た目が安っぽい

  • フルカラー転写印刷の特徴

  • フルカラー対応
  • 細かいデザインも美しい仕上がり
  • 耐久性が高い
  • 版なしで印刷できるので短納期
  • ヘルメットのフルカラー印刷サンプル ヘルメットに印刷・名入れする方法とそれぞれの特徴について、いかがでしたでしょうか。

    デザインの自由度、仕上がりの美しさ、納期の短さなどを踏まえて選ぶなら、ヘルメットの印刷、名入れはフルカラー転写印刷がおすすめです!


    中西

    ヘルメットの印刷、加工方法の違いについては、下の動画で更に詳しく説明していますので、そちらもぜひ参考にしてみてくださいね!


    ヘルメットのフルカラー印刷バナー>>プリント加工料金など詳しくはこちら



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    ■作業服専門店ワークユニフォーム


    written by ユニネク制作チーム 中西 賢一&松浦 一郎

    この記事を監修してくれたユニフォーム博士

    岩田百志 岩田 百志(いわた もとし)
    ユニフォームを販売して20年。
    豊富な商品知識から、商品の特徴(素材・デザイン・機能面)を瞬時に判断し、お客様に最適なユニフォームを提供するユニフォームコンシェルジュ。

    現在では、後身の指導にアドバイザリーとしても尽力。
    経験から得たユニフォームの基礎知識や販売のノウハウに至るまで、ユニフォームの魅力を日々伝えている。