安心感や清潔感が伝わりやすいことから、 事務作業や受付、接客業などで重宝されている事務服ですが、種類の多さや特殊なサイズ表記(号)から、少しハードルが高い印象…。
でも、自分の体や仕事環境に合った、素敵なスカートが選べたら、働く時間が少し楽しみになりませんか?
この記事では、そんな事務服スカートの選び方を解説します。
もっと合う事務服スカートを探したい方、これから勤務開始する新人事務服ユーザーの方は、ぜひ参考にしてみてください!
事務服について
事務仕事や接客などの仕事をする方のユニフォームとして着用される事務服。
まずは、事務服の基本的な情報と、その特徴について解説していきます!
事務服とは
事務服とは、会社で働く女性が着用するお仕事着のことで、「オフィスユニフォーム」とも呼ばれています。
元々は事務員の方が着用する制服だったので、事務服と呼ばれるようになりました。
上半身はブラウス、ベスト、ジャケット、カーディガン、リボンなど。下半身はスカート、パンツを着用するのが主流です。
今となっては、事務仕事に限らず様々な業種の方に広く普及されているため、当店(オフィスユニフォーム)にも、事務職や営業などのオフィス事務服をはじめ、会社制服から企業・店舗の受付、コンシュルジュなどの接客・おもてなし向けユニフォームなど、様々な事務服をお求めのお客様がいらっしゃいます!
また、お仕事着として作られている事務服には、様々な工夫がなされています。
ストレッチが効いていたり、消臭効果や吸汗速乾がついていたり、透けにくい素材が使われていたり…
デザインもシンプルなものから華やかなものまで多くの種類があり、使われるシーンや環境に合わせた事務服を着用することで、より快適にお仕事をすることができるようになります。
事務服のメリット
事務服導入のメリットには、以下のようなものが挙げられます。
- 会社で統一感が出る
- 相手に良い印象を与えられる(清潔感、信頼感など)
- 仕事とプライベートの気持ちの切り替えができる
- 仲間意識が高まる
- モチベーションアップに繋がる
スポーツ選手がみんなで同じユニフォームを着るのと同じで、会社全体で同じ制服を着用することで、見た目も気持ちも一体感が高まりますよね。また、企業のイメージカラーを取り入れることで、会社のアピールやブランディングにも繋がります。
相手にいい印象を与えやすいのも納得できますよね。
首元のよれたスウェットを着ている人よりも、ぴしっと事務服を着こなした人のほうが清潔感や信頼感が生まれるのはイメージしやすいかと思います。
会社に着ていく服を選ぶ手間がなくなる、というのも人によっては大きなメリットだと感じています。
私はつい、服選びに時間をかけてしまうので、この点ありがたいと思っています!
事務服のデメリット
事務服導入のデメリットには、以下のようなものが挙げられます。
- 着替えの場所と時間を確保する必要がある
- 好みの服が着られない
- 温度調節が難しい場合がある
- 単価が高い
洋服が好きで、私服を着ているときが一番気分が上がる!という方や、事務服のようなフォーマルな格好は自分には似合わない、と考えている方は事務服に良くない印象を抱いてしまうかもしれませんね。
他にも、単価が高くて手が出しにくいとのご意見もありますよね。フルで揃えるとなると数万円のお買い物になります。
私も同じ考えだったのですが、考え方を少し変えて、「お仕事の日は毎日着るもので、それが何年も使える」と考えたら「あれ?安いのかも…?」と思えるようになりました…!
スカートスタイル
事務服と聞いてスカートをイメージする方は多いのではないでしょうか?
パンツやワンピースなど、事務服のパターンが増えてきた今も、主流なのはスカートスタイルです。
すっきりしたシルエットにまとまり、洗練された印象を与えるスカートは、フォーマルなシーンにもぴったり。
着用者のボディラインを美しく見せ、女性らしさを引き出します。
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パンツスタイル
フットワークの良さや自分らしい着こなしのため、働く女性に人気のパンツスタイル。
立ったりしゃがんだりする際に下着が見える心配がありません。
また、スカートに比べて冬でも暖かいため、ストレスなく作業を行いたい人にぴったりなコーデといえるでしょう。
テキパキと動きやすいことから頼もしい雰囲気も感じられますよね。
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おすすめのスカートのデザイン
せっかく毎日着る制服だから、自分好みの物を選びたいですよね。
事務服スカートにはいくつか種類があるので、その中からときめくデザインのものを探してみてください!
Aラインスカート
アルファベットの「A」のような、ウエストから裾に向かって広がるシルエットが特徴のAラインスカート。
1960年代に流行してから今に至るまで、人気の高いデザインで、ウエストが細く見える効果があります。
「すっきりとしたシンプルなシルエットがいいけど、体のラインがはっきり見えるのはちょっと…」という方におすすめなのが、このAラインスカートです。
タイトスカート
体のラインにピッタリとフィットするシルエットが特徴のタイトスカート。
「事務服といえば、タイトスカート」といっても過言ではない、事務服の定番スタイルです。
着用する人の体型や体の動きが見えやすい絞ったシルエットで、歩きやすくするためにスリットやキックプリーツがあしらわれる場合が多いです。トップスにボリュームが出やすいコーデも、タイトスカートを合わせれば美しくまとまりますよ。
フレアスカート
腰から裾に向けて、生地が朝顔の花のように広がったシルエットが特徴のフレアスカート。
波のようなひらひらとした裾の形が、華やかでふんわりしていて、優雅なイメージを作り出します。
フェミニンで可愛らしい印象のフレアスカートは、華やかなトップスに合わせるのはもちろんのこと、シンプルなトップスに合わせて、少し女性らしさをプラスするコーデにもピッタリです!
マーメイドスカート
タイトスカートに、フレアスカートのようなふんわりした形の裾がついていて、まるで人魚の尾ヒレのようなシルエットが特徴のマーメイドスカート。裾にかけてほどよく広がるマーメイドスカートは、重心が下に来るので、着痩せ効果も期待できます。
商品によって、フレアの部分が広いものと狭いもの、控えめなものなど色々なデザインがありますので、ぜひお好みのマーメイドスカートを探してみてください!
キュロットスカート
スカートのような見た目なのに実はパンツ仕様なのが嬉しいキュロットスカート。
パンツより動きやすく、下着が見える心配がない上、女性らしく見えるため人気があります。
外出や動き回る事が多いアクティブ系の職種の方におすすめです!
ウエストの高さの種類
実は、事務服スカートにはウエストのデザインには、いくつか種類があります。
ボトムの仕様によってウエストの位置が違ってくるので、ウエストを測る際に注意が必要です。
ジャストウエスト
おヘソと同じくらいの位置にウエストが来るデザイン。
最もベーシックな形で、ほとんどのスカート、パンツがジャストウエストのものです。
ウエストハング(カーブベルト)
ジャストウエストと同じく、おヘソくらいの位置にウエストがくるデザイン。
ジャストウエストと違うのはベルト部分の形で、ウエストハングのベルト部分には、体の曲線に沿ってカーブが付いています。
これによりお腹周りが圧迫されにくく、快適な着心地になっています。
ローウエスト(ローライズ)
股下が浅めで、おヘソの下あたりにウエストが来るデザイン。
主にパンツに見られます。ウエストの締付けがなく、楽に履くことができます。
また、ハイウエストやジャストウエストに比べて、お尻周りの生地面積が狭くなるため、小尻効果も期待できます!
スカート選びに必要なサイズの測り方
必要な採寸箇所とは
スカート選びに必要な採寸箇所は2つ。
ズバリ、「ウエスト」「ヒップ」です。
これらを測ったうえで、好みの長さのスカートを選んでください!
ウエストとヒップでサイズが変わってしまうときは
人によって、ウエストとヒップで選ぶサイズが変わってしまう場合があります。
そういったときは、大きい方のサイズを選ぶようにするといいですよ。
例)ウエストは65cmで11号のサイズ当てはまるのに、ヒップは103cmで13号のサイズに当てはまる。
この場合は、サイズが大きく出たほうのヒップに合わせて、13号のスカートを購入する。
(逆の場合も同じで、ウエストのほうが大きい場合はウエストに合わせてサイズを選んでください!)
サイズの図り方について詳しく解説した記事はこちら
ウエスト
腰回りの、一番細いところに水平にメジャーを回して測ります。
空気を吸い込んだり、意識的にお腹を引っ込めたりすると、ただしいサイズが測れないので、自然に息を吐いた状態で測ってください。腕は両脇におろした状態で測ってください。
測ったサイズに+2~4cmしたサイズを選ぶのがおすすめです。
ヒップ
おしりの最も膨らみのある部分に、水平にメジャーを回して測ります。
腰骨の広いところではなくて、ヒップのふくらみのところを測るのがポイントです!!
横から見た状態で確認すると間違えにくいですよ。
測ったサイズに+3~5cmしたサイズを選ぶのがおすすめです。
ミドルヒップの場合
ウエストから10cm下がった位置か、またはヒップから10cm上辺りの位置を測ります。
人によっては、この部分とウエストの幅に差があり、ボトムサイズの選び方のポイントになります。
丈(総丈)
スカートの丈はお好みです!大きく分けて膝上と膝下のスカートがあります。
身長によって履いたときの丈の長さが変わるので、上の画像は参考までにご利用ください。
(2024年の定番は55~56cm丈のスカートです。迷ったときは参考にしてみてください…!!)
事務服のコーディネートの組み方
事務服って、種類が多すぎて組み合わるアイテムを考えるのが難しいですよね。
つぎは、コーディネートを簡単に組めるコツを2つお伝えします!
同じ生地で組み合わせる
トップスとボトムスが同じ生地やデザインで統一することで、全体のコーディネートをきれいにまとめることができます。
アパレルブランドでも定番となっている、「セットアップ」をイメージすると分かりやすいですね。
柄が入っていたり、特殊な生地が使われていて一見組み合わせに迷ってしまいそうなアイテムも、同じシリーズのアイテムで上下を揃えることで、簡単にコーディネートが完成します!
無地のボトムスを組み合わせる
トップスは決まってるけど、ボトムスがなかなかしっくりこない!
そんなときは、無地のボトムスを組み合わせるのがおすすめです。
プルミエ・ニット シリーズ
おすすめポイント
- ぐんぐん伸びる全方向ストレッチ
- 豊富なサイズ展開(5~23号)
- 重ね着してもムレにくい
- シワになりにくい
- 家庭用洗濯機OK
プルミエ・ニット シリーズ の商品はこちら
ストレスフリーボトム シリーズ
おすすめポイント
- 豊富なサイズ展開(5~25号)
- ウエストの背中部分にゴムが入っていて、圧迫感軽減
- 家庭用洗濯機OK
- エコ素材使用(ソフトエコニット)
ストレスフリーボトム シリーズ の商品はこちら
リサイクル・ニット シリーズ
おすすめポイント
- ウエストが10cm伸びる
- 豊富なサイズ展開(5~23号)
- 家庭用洗濯機OK
- エコ素材使用(リサイクルニット)
- シワになりにくい
プルミエ・ニット シリーズ の商品はこちら
北陸素材 シリーズ
おすすめポイント
- 繊維産業地「北陸」の素材を使用
- 豊富なサイズ展開(5~23号)
- ストレッチ
- お家で手洗いOK
- 軽やかな着心地
プルミエ・ニット シリーズ の商品はこちら
まとめ
事務服スカートは、各メーカーが様々な工夫をこらして、働く女性がより楽しく快適に働けるように商品を開発しています。
ぜひ、お気に入りのスカート選びを楽しんでください!
この記事が、読んでくれた方の事務服スカート選びに役立っていたら嬉しいです。
もし、事務服に関するお悩みがある方や、事務服の選び方がわからなくて困っている方は、ぜひオフィスユニフォームまで、お問い合わせください!