作業服の裾上げ|企業が知っておきたい安全対策と発注方法

作業服を購入する際、ズボンの裾上げについて気になる方も多いのではないでしょうか。
作業ズボンには股下フリーの商品もあり、着用する人に合わせて裾上げが必要です。
この記事では、作業服の裾上げが必要な理由や、自分で裾上げする場合と業者へ依頼する場合のポイントをご紹介します。

作業服の裾上げはどうして必要?

作業服ズボン(5804)
作業服ズボン(5804

作業服には多様なサイズがありますが、実際には個人差による丈の合わなさが発生します。
また、股下フリーといった切りっぱなしの加工になっているものは、裾上げ加工が必須です。
裾が長すぎてしまうと、作業中に引っかかって躓いたり、踏んでしまったりと、安全面でのリスクが高まります。
作業服の裾上げは見た目を整えるだけではなく、作業時の動きやすさや事故防止のためにも重要です。

作業服の裾上げのメリットとデメリット

作業服ズボンの裾上げは、単に「丈を整える」だけの調整ではありません。
現場での安全性や作業効率に大きく関わる大切な工程です。
ただし、裾上げにはコストや管理の手間が伴うのも事実。
ここでは、企業として裾上げを検討する際に知っておきたいメリットとデメリットを整理しておきましょう。

作業服を裾上げするメリット

裾上げをすることでのメリットは以下のとおりです。

安全性の確保

長すぎるズボンの裾は、足元で絡まり転倒してしまう原因になりかねません。
特に機械を扱う現場や、段差の多い作業現場では、裾が引っかかることによる事故を防ぐためにも、体に合った丈で作業服を着用することが必須です。

動きやすさと快適さ

自分の足にフィットしているズボンは、しゃがんだり歩いたりする際のストレスがなく、長時間の作業でも快適におこなえます。

見た目の印象が良い

作業服のサイズが合っていることで、全体の印象がスマートに見えます。
企業としての信頼感や清潔感にも繋がりますので、裾上げで適切な着こなしをすることが重要です。

作業服を裾上げするデメリット

メリットを見ると、デメリットなんてないのでは?と感じるかもしれませんが、制服の使い方によっては、デメリットになることもあるので、そちらをチェックしていきましょう。

裾上げのコスト

裾上げには1着につき数百円のコストが発生し、作業服をまとめて発注する際は思わぬコストアップにつながることも。
また裾上げ加工には数日~1週間程度の納期がかかる場合もあり、余裕をもった準備が必要です。

サイズ変更がしにくい

一度裾をカットしてしまうと、あとから戻すことはできません。
体型変化のあった際や、サイズを誤ってしまった場合などは、新しく取り寄せる必要が出てきますので注意しましょう。

発注や管理の手間が増える

企業で作業服をまとめて注文する際は、社員ごとの適した丈の長さを管理する必要があります。
発注時にサイズや裾上げ情報を正確に整理する必要があり、手間が大きくなります。

裾上げの方法とそれぞれの特徴

作業服の裾上げの方法はいくつかあり、それぞれに特徴があります。

たたき縫い(ミシン縫い)

たたき縫い
たたき縫い

ジーンズなどに見られる耐久性に優れた一般的な裾上げ方法です。
ミシンなどで直線的に縫い付けるため、丈夫さを求める作業服についてはたたき縫いを選びましょう。

まつり縫い(手縫い)

まつり縫い
まつり縫い

スーツなどのフォーマルなアイテムで見られる裾上げ方法です。
裾上げの縫い目が目立ちにくい仕上がりとなります。

裾上げテープ

裾上げテープを使えば、ミシンや針を使わず、自宅で作業服の裾上げができます。
裾を仕上げたい長さに折り返し、裾上げテープを挟んでアイロンで接着する方法です。

手軽に作業できるため、ミシンを持っていない場合や、急いで裾上げをしたい場合に向いています。
ただし、アイロンを使用できない素材には使えません。
また、生地の厚さや素材によって適したテープが異なるため、商品の表示を確認して選びましょう。


▶裾上げテープはこちら

裾上げのやり方に関する記事はこちら

裾上げが要らないアイテムを選ぶ

ハーフパンツなど短い丈の作業ズボンを選んだり、裾にゴムが入っているジョガーパンツタイプを選ぶと、裾上げの手間をなくして穿くことができます。
ジョガーパンツタイプは、作業長靴などにインしやすい点も便利です。

ハーフパンツに関する記事はこちら

裾上げはどうやって依頼する?

裾上げには様々な種類や方法がありますが、制服として作業服を裾上げしたい場合、どのように依頼や注文をすればよいのでしょうか。
ここではおすすめの依頼方法をご紹介します。

通販サイトでの「裾上げサービス」を活用

作業服などのユニフォーム専門通販サイトワークユニフォームでは、作業服の購入時に裾上げを同時に依頼できます。

作業服が届いてから別のお店へ持ち込む必要がなく、購入から裾上げまでをまとめて手配できる点がメリットです。
従業員ごとにサイズや股下寸法が異なる場合や、制服として複数枚を発注する場合にも便利です。



▶裾上げについて詳しくはこちら

地元のリフォーム店などへ依頼

購入した作業服を、地元のリフォーム店や洋服のお直し店へ持ち込んで裾上げを依頼する方法もあります。

店舗によって対応できる加工方法や料金、納期、仕上がりが異なるため、複数枚を依頼する場合は、事前に見積もりや納期を確認しておきましょう。

裾上げを依頼する際の長さの測り方

裾上げを依頼する際は、股下から何センチで仕上げるかをきちんと記載する必要があります。
正しい測り方をしないと、仕上がりが理想通りにならないため、以下の測り方がおすすめです。

使用中のズボンの股下を測る

股下の測り方
股下の測り方

現在使用している、丈の長さが丁度いいズボンを選びます。
平たい場所に置き、股の縫い目がクロスした部分を始点にし、メジャーなどを使いまっすぐに裾まで測りましょう。

まとめ

裾上げは、見た目の調整だけではなく、作業中の安全性や動きやすさを支える重要な要素です。
作業ズボンを購入する際は、裾上げの種類や依頼方法を確認し、着用する人に合った丈に調整しましょう。

ワークユニフォームでは、企業向けの裾上げ加工にも対応しており、大量注文や納期についてもご相談いただけます。
作業服を会社のユニフォームとして導入する場合は、ぜひご検討ください。 


この記事を監修してくれたユニフォーム博士

岩田百志岩田 百志(いわた もとし)
ユニフォームを販売して20年。
豊富な商品知識から、商品の特徴(素材・デザイン・機能面)を瞬時に判断し、お客様に最適なユニフォームを提供するユニフォームコンシェルジュ。

現在では、後進の指導にアドバイザリーとしても尽力。
経験から得たユニフォームの基礎知識や販売のノウハウに至るまで、ユニフォームの魅力を日々伝えている。